11月18日に公開の妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝といった豪華キャスト陣で描いた感動のヒューマンミステリー『ある男』の本予告映像とビジュアルが解禁となった。

累計28万部超の平野啓一郎のベストセラー小説「ある男」が映画化。
2018年に平野啓一郎氏により発表され、第70回読売文学賞を受賞した渾身の文学作品「ある男」。主人公である弁護士・城戸が、“ある男”の真実に迫っていく、衝撃と感動のヒューマンミステリー。

メガホンをとったのは、『愚行録』(17)でベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出され、『蜜蜂と遠雷』(19)では、毎 日映画コンクール日本映画大賞、日本アカデミー賞優秀作品賞など多くの賞を受賞し、国内外で高い評価を得る石川慶。
脚本を手がけたのは、『リアリズムの宿』(03)、『リンダリンダリンダ』(05)、『マイ・バック・ページ』(11)、『聖の青春』(16)など、数々の話題 作を手掛けてきた向井康介。
『愚行録』に続き石川慶監督との2本目のタッグとなる。

そして、本作は、本年のヴェネチア国際映画祭オリゾン ティ・コンペティション部門への正式出品が決定している。

城戸は、かつての依頼者である里枝から、里枝の亡くなった夫「大祐」の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大 祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。
愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ...。 「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。
城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人とし て生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。

主人公の弁護士・城戸章良(きど・あきら)を演じるのは、妻夫木聡。石川監督とは『愚行録』「イノセント・デイズ」に続き、本作で3度目のタッグとなり、今作にて初の弁護士役に挑む。
城戸に夫の身元調査を依頼する谷口里枝(たにぐち・りえ)役に安藤サクラ
里枝の夫となる谷口大祐(たにぐち・だいすけ)を演じるのは、窪田正孝
さらに、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、そして柄本明といった個性豊かな俳優陣が名を連ねた。

予告映像では、弁護士の城戸(妻夫木) は、かつての依頼者・里枝(安藤)から、亡くなった夫・大祐(窪田)の身元調査の依頼を受け、大祐を“X”とし、真相を探っていく。
謎が深まる中、「私はいったい、誰の人生と一緒に生きてたんでしょうね」という里枝のセリフから一変、里枝と息子・悠人は大祐=“X”への想いが溢れ出し、心揺さぶる展開に、感動と涙の結末を予感させる映像となっている。
さらに、本ポスタービジュアルには、城戸、里枝、大祐3人の印象的な眼差しの表情を捉え、それぞれの心情を表わすかのような雰囲気に仕上がった。

本予告映像

画像: 映画『ある男』本予告【2022年11月18日(金)公開】 youtu.be

映画『ある男』本予告【2022年11月18日(金)公開】

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人は心に深い傷を負っても、愛し直し、そしてまた愛にたどり着けるのか――。
芥川賞作家・平野啓一郎氏の最高傑作×今最も注目を集める新鋭・石川慶監督×日本映画界屈指のオールスターキャストで贈る「愛」と「過去」をめぐる珠玉の感動ヒューマンミステリーが、11月18日公開となる。

STORY

弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫「大祐」 (窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」 と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、⻑年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ...。 「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。

映画『ある男』

11月18日(金)全国ロードショー

出演:妻夫木聡 安藤サクラ 窪田正孝
   清野菜名 眞島秀和 小籔千豊 坂元愛登 山口美也子
   きたろう カトウシンスケ 河合優実 でんでん
   仲野太賀 真木よう子 柄本明

原作:平野啓一郎「ある男」
監督・編集:石川慶
脚本:向井康介
音楽:Cicada(Taiwan)
企画・配給:松竹  

©2022「ある男」製作委員会

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