宝塚歌劇宙組公演『HiGH&LOW －THE PREQUEL－』開幕を前に主演・真風涼帆、EXILE HIROら囲み取材で制作裏話など語る

通し舞台稽古終了後の囲み取材

HIROと平沼、野口の3名が参加。

HIRO「(見終えて)刺激になりましたね。野口さんと真風さん、宙組の世界観が『HiGH&LOW』としっかりミックスしていて、作品の解釈の幅を改めて感じました。パワーやテクニックだけじゃなくて、精神力も必要だなと改めて感じました。(主人公・コブラ（山王連合会）役の真風の演技について)真風さんのコブラだなと。前のコブラを忘れるほどでした」

平沼紀久「受け入れられるかと心配もありましたが、色々な方に『面白い作品だ』と言っていただけて安心しました。宝塚さんのフィルタを通した、新しいエンタテインメントだったと感じています」

野口幸作「明日の初日、そして千秋楽に向けて日々ブラッシュアップできるような舞台にしていきたいと思っています。LDHさんの1年間のご協力、そしてスタッフやキャストの尽力にも感謝です。これから素晴らしい舞台を作っていきたいです」

本コラボのきっかけは？

平沼が宝塚歌劇団の衣装デザイナー・有村淳と“買い物友達”だったことがきっかけだったという。

平沼紀久「プライベートで長らくお付き合いさせてもらっていて、HIROさんに宝塚さんとのコラボを相談したら『ぜひ』と。そこから有村先生にたくさんの方を紹介していただきました」

野口幸作「(コラボの企画を知って)令和の宝塚、攻めてるなと感じました」

オーケストラと打ち込み音源が並存した劇伴音楽について

野口幸作「オリジナルのサウンドトラックのよさを損なわずに、宝塚歌劇のフルオーケストラが演奏するということで、今回は打ち込みの音に合わせながら生演奏する『同期演奏』の形を取りました」

さらに達磨一家の楽曲「VOICE OF RED」（DJ DARUMA from PKCZ®feat.GS）ではオリジナルの日本っぽい質感を残しつつ、宝塚おなじみの番傘や花魁による演出を「ダルマ（宝塚用語：レオタードのような足が見える衣装）」を使って表現したり、太鼓を使ったり、KEN THE 390監修のラップを披露したりと新たな試みにチャレンジしている。
武器を使う戦闘シーンが多い宝塚スタイルに対し、今回は素手での殺陣シーンにも注目だ。

通し舞台稽古の模様はこちら▼

宝塚歌劇宙組公演『HiGH&LOW －THE PREQUEL－』通し舞台稽古オフィシャルレポート - SCREEN ONLINE（スクリーンオンライン）

LDH JAPAN×宝塚歌劇団のコラボ第2弾となる風涼帆主演『HiGH& LOW –THE PREQUEL-』が、8月27日に開幕を迎えた。前日の26日に行われた通し舞台稽古の模様をお伝えする。

screenonline.jp

STORY

時はムゲン解散から数ヶ月後、「SWORD」誕生前夜の物語。かつてムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。しかしある事件をきっかけに突如ムゲンは解散。無数のチームによる抗争が後を絶たなかった。そんな中、ひとりの女性が現れる。彼女と恋に落ちたのは、「山王連合会」のリーダーのコブラ。だが、二人には抗うことのできない運命が待っていた……。「守るべきものができると弱くなる」それは戦うモノたちのセオリーなのか。やがて頭角を現す五つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「RUDE BOYS」「鬼邪高校」「達磨一家」。その裏には、コブラを無口にさせる悲恋があった……。