主演レネー・ゼルウェガーと今回の新たな恋の相手を演じたパトリック・デンプシーの来日の模様をレポートします。
現在好評公開中の「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」のプロモーションのため、ヒロイン役のレネー・ゼルウェガーと、新たな恋の相手役パトリック・デンプシーが10月19日に来日した。レネーは「シンデレラマン」以来十一年ぶり、四回目の来日。
恋も仕事も崖っぷち、等身大の独身女子の奮闘をコミカルに描き、一大ブームを巻き起こした「ブリジット・ジョーンズ」シリーズの十二年ぶりの最新作。アラフォーを迎えたブリジットに父親不明の妊娠が発覚し、元恋人の弁護士マークと、新たに出会ったIT社長ジャックの狭間で、またも大騒動が繰り広げられる。
10月20日、ジャパンプレミアに出席した二人に、来日を待ちわびていたファンの熱い歓声が降り注ぐ。満面の笑顔でファンの撮影やサインに応えたレネーは、舞台挨拶中もファンに手を振り続け、いい人オーラ全開。
『「ブリジット」の最新作を作るからには「特別なものを」と思っていたの。今回はすべてが完璧に整って、とにかく楽しい経験だったし、作品をとても誇りに思っている。ブリジットを演じるのは、古い友人と再会するような気持ちだったわ』と撮影を振り返った。
一方のデンプシーは
『今夜のレネーも本当にゴージャスだよね。衣装も靴もすごくステキだよ』
と本日の主役を立てながら、『もっと大きな声で叫んで!』と客席のファンをあおって会場の雰囲気を盛り上げる。紳士的、かつノリが良い!
『今回僕は新しいキャラクターとしてシリーズに加わるということで、撮影前はナーバスになっていたんだ。でもレネーもコリン(ファース)もみんな僕を温かく迎えてくれて、とにかく笑いの絶えない現場だったよ』
というデンプシーに、レネーも
『そうそう、コリンとパトリックが本当によくふざけるの(笑)。二人ともアドリブが多いから、とにかく笑わされたわ。劇中に橋のシーンがあるんだけど、真面目な顔をしなければいけないのに、笑いすぎてしまって顔を隠さなければならないほどだった』と思い出し笑いを浮かべる。
劇中同様、役者同士も最高のチームワークを築いていたようだ。舞台挨拶の最後は“ブリジット・ピンク”のドリンクで乾杯し、映画の公開を日本のファンと一緒にお祝いした。