山奥でサバイバル生活を送っていた一家が、母親の死をきっかけに初めて都会への旅に出るというロードムービーで、主演のヴィゴー・モーテンセンがアカデミー賞主演男優賞候補になった「はじまりへの旅」が4月1日に公開される。
画像: 奇妙な一家のロードムービー「はじまりへの旅」4月1日公開

オスカー候補になったヴィゴー・モーテンセン主演のロードムービーが公開!

現代社会とは距離を置き、大自然の中で自給自足のサバイバル生活を送る一家の奇想天外な冒険と絆を描くロードムービー。アメリカ北西部の山奥で自然児として育った6人の子どもとその父親が、病気で世を去った母親の最後の願いをかなえるため初めて一家そろって都会へ旅に出る。カンヌ国際映画祭“ある視点”部門の監督賞に輝き、全米では4か月以上のロングランヒットを記録した。これが長編2作目となるマット・ロス監督が自ら脚本も書き下ろした。 自分のすべてを子どもの教育に注ぐ父親ベンをヴィゴー・モーテンセンが演じ、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネート。若手注目株ジョージ・マッケーが一家の長男役を演じ、そのほかの一家の子どもたちにはオーディションで発掘された子役たちが抜擢されている。ベンの義父役に「フロスト×ニクソン」のフランク・ランジェラ。

画像1: オスカー候補になったヴィゴー・モーテンセン主演のロードムービーが公開!

電気やガスも通らず、携帯の電波さえ届かないアメリカ北西部の大森林で、自給自足のサバイバル生活を送る奇妙な一家がいた。現代の文明社会と決別した父親ベン・キャッシュ(モーテンセン)とその6人の子どもたちだ。厳格な父親の独特な教育方針のもと、7歳から18歳までの子どもたちはみな古典文学や哲学書を読み、6か国語をマスター。アスリート並みに体を鍛え、ナイフ一本でサバイバルする術まで身につけていた。 病気で母が他界したのを機に、一家は母親の“最後の願い”をかなえるため、スティーブと名付けたバスで初めての旅に出る。目指すのは、葬儀が行なわれる2400キロ離れたニューメキシコだ。 大自然の中で英才教育を受けてきた子どもたちは、大人顔負けの知識はあっても、コーラやハンバーガーの味も知らない。世間知らずの彼らの行動は行く先々で騒動を巻き起こしていく。そしてある事件をきっかけに、ベンは父親としての信念を揺さぶられ、重大な選択を迫られることになる。

画像2: オスカー候補になったヴィゴー・モーテンセン主演のロードムービーが公開!

全編ユーモアと驚きに満ちたヘンテコ家族の物語は世界中で笑いと涙の大反響。全米では口コミから異例のヒットを記録し、当初の4館公開から600館公開にまで拡大された。 一家の父親役のヴィゴー・モーテンセンは本作で2度目のアカデミー賞主演男優賞候補に。撮影前から現地入りした彼はホテルに一度も泊まらず、森の中で生活していたという。 抜群の愛くるしさと演技力で目を奪うのが、モーテンセンを囲む“小さな名優たち”。彼らの出演契約書には『現場ではジャンクフードも携帯電話の使用も厳禁』と書かれていたとか。

画像: 『はじまりへの旅』予告 www.youtube.com

『はじまりへの旅』予告

www.youtube.com

©2016 Captain Fantastic Productions, LLC All Rights Reserved.

「はじまりへの旅」
監督マット・ロス/出演ヴィゴー・モーテンセン、ジョージ・マッケー
2016年度作品。1時間59分。アメリカ映画。松竹配給

This article is a sponsored article by
''.