注目ポイント 1 ジェーン・ドウとは?
全身タトゥーの女は記憶がないことからジェーン・ドウと名づけられるが、これは女性の身元不明者につけられる通称で、日本で言えば“名無しの権兵衛”といったところだ。ジェーンは英語圏では一般的なありふれた名前で、同様に男性の場合にはジョン・ドウとなる。海軍のシールズ出身らしい痕跡も見つかるが、語学能力、戦闘技術など、非常に高度な訓練を受けた形跡もあり、タトゥーを彫った者の意図は計り知れない。
注目ポイント 2 タイトルの意味するところは?
ブラインドスポットとは人間の“盲点”“死角”を意味する言葉だが、このタイトルが示すのは何なのだろう。全身に彫り込まれたタトゥーはそれぞれ何らかの事件に関係しているらしいのだが、全体を通して巨大な陰謀に関わっている節も見受けられる。その陰謀がタイトルに関係してくるのかもしれない。設定自体が視聴者にとっては盲点を突かれたようなものだが、ダブルミーニングで隠された意味もあるのではないだろうか。
注目ポイント 3 主演は二人そろって売れっ子
FBI捜査官カート・ウェラーに扮しているのはオーストラリア出身のサリヴァン・ステープルトン。映画「アニマル・キングダム」で注目されTVシリーズ「ストライクバック」の主演に抜擢、「300/スリーハンドレッド 帝国の進撃」でハリウッド・デビュー。ジェーン・ドウ役のジェーミー・アレグザンダーはTV「カイルXY」で注目された後、「マイティ・ソ―」シリーズのシフ役で躍進、「エージェント・オブ・シールド」にも出演。
注目ポイント 4 クリエーターは若き俊英
製作総指揮を務めるグレッグ・バーランティーは、「ARROW/アロー」をはじめ「THE FLASH/フラッシュ」「SUPERGIRL/スーパーガール」「レジェンド・オブ・トゥモロー」といったDCコミックスのTVシリーズで次々とヒットを放ってきた俊英。この後も同じくDCコミックス原作のTVシリーズ『コンスタンティン』『フリーダム・ファイターズ:ザ・レイ』が予定されており、DCサイドからは絶大な信頼を得ているようだ。
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