主演のマイケル・ファスベンダー(今回は1人2役)を支える縁の下の力持ちの役です。というわけで恐ろしい画像と不思議なストーリーの展開の中で、実はともすれば、どこにいたか覚えていないような役回りで、それをベテラン役者の二人はプロの心意気で手がけていました。
特にダニーはカウボーイハットをかぶって、おかしなセリフを言う、この手のホラー映画には重要な喜劇的にしてセクシーな役割を、真面目に(?)演じています。
インタビューは二人一緒のためにお互いに牽制球を投げて、あまり一人で目立とうと、光ろうとしないために、(その辺りがベテラン努力の積み重ね役者のゆずりあい精神です)妙に盛り上がらない地味なものになってしまいました。
ビリーはこれまで主役を何度か張ってきた2二枚目スターですが、最近は舞台やテレビシリーズで頑張っています。声がビロードのように柔らかくて、セクシーでした。1968年7月8日にニューヨークのロングアイランド生まれ、自分の映画などの販売促進をしたがらないことで知られています。
1996年から美人女優のメアリー=ルイーズ・パーカーと交際し、2004年1月には長男のウィリアム・アッティクスが生まれましたが、彼女が妊娠7ヶ月の時にクレア・デインズとの恋愛が始まり、メアリー=ルイーズ・パーカーのもとを去ったという、かなり道徳的に批判される行動をとったのも、ビリーのマスコミ敬遠の理由でしょう。クレアとの交際は4年後に終わりました。
ダニーは見るからに性格俳優、又は、3枚目で、「アロハ」(2015)など数多くの映画、テレビのベテラン、脚本も多く書き、1976年12月29日、ジョージア州のステイツボローに生まれています。