まずは前作をおさらい!
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015年2月13日公開)
大学の学生新聞の取材で巨大企業の若きCEO、クリスチャン・グレイにインタビューする機会を得たアナ。謎めいたクリスチャンに惹かれたアナだが、彼の方もアナに興味を。
しかし彼が彼女に渡したものは"契約書"。そこに書かれていたものは食事から衣服、睡眠、エクササイズに至るまで、クリスチャンの決めたルールに基づいて関係を持つという異常なものだった。
彼は過去のある経験から女性を普通に愛すことができず、完全に相手を支配下に置く関係しか持てないことをアナは知った。初めて愛した男性を受け入れたいと願うアナ。そしてクリスチャンもアナの肉体を支配しながら、これまで誰にも持てなかった感情を覚えている自分に気づくのだった....
そして新作『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の展開は?
アナとクリスチャンは激しく惹かれあい、肉体的な痛みを伴うクリスチャンの愛し方に戸惑いながらもアナは彼を求めた。しかし結局そんなやり方を受け入れきれず、彼の元を去ったアナは、学校を卒業し、望んでいた出版社に就職。新生活を始めた彼女に、クリスチャンは再び「戻ってきてほしい」とアプローチを続ける。
ずっとクリスチャンを思ってきたアナは、ある思いを胸に"新たな条件"を要求して再びカップルに戻ることに。
ハードなプレイを交わしながら、絆を深めていくアナとクリスチャン。だがアナの上司ジャックが彼女に執拗なパワハラ行為を始め、危険な目にあったことを怒ったクリスチャンはジャックを解雇に追い込み、能力を買われたアナが新編集長となる。
ほっとしたのもつかの間、クリスチャンの"性癖"を目覚めさせたビジネスパートナーのエレナや、亡霊のような女性ストーカー、レイラの存在がアナを悩ませる。
一方アナに求婚の意思を見せたクリスチャンが操縦するヘリコプターが出張先で行方不明になる一大事が起きるのだが....
ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンが挑んだ大胆シーンに注目
たった2年で1億部以上のベストセラーとなった恋愛小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(E・L・ジェームズ著)。その映画化から2年。待望の第二章が完成。
女性ファンを熱狂させた前作に続き、主人公アナとクリスチャンを演じるのは、ダコタ・ジョンソンとジェーミー・ドーナン。エロチックな大胆シーンにも果敢に挑戦している。
二人を囲んでマーシア・ゲイ・ハーデン、ルーク・グライムズ、リタ・オラ、エロイーズ・マンフォードら前作の共演者が再登場するほか、新たに「ナイスガイズ!」のキム・ベーシンガー、「ネオン・デーモン」のベラ・ヒースコート、TVシリーズ「ザ・ニック」のエリック・ジョンソンらが加わり、ストーリーに奥行きを加えている。
今回の監督は「摩天楼を夢みて」のジェームズ・フォーリーが担当、シリーズ第三作『フィフティ・シェイズ・フリード』も続いて監督する。
音楽の担当はやはり前作に続きダニー・エルフマン(「バットマン」)。