プエルトリコ生まれの人気歌手、リッキー・マーティンにマイアミで会いました。イタリアのデザイナー、ヴェルサーチがマイアミで殺された事件のドラマ「アメリカン・クライム」(2018)に、ヴェルサーチの恋人役で出演しているのです。まだ息のある血だらけのヴェルサーチを自宅の階段で発見する場面を演じた後に会ったので、かなりうろたえていましたが、すぐにいつものエンターティメントのプロの表情に切り替えてました。

何しろラテンのセクシーなロックを歌う歌手ですから、サービス精神が旺盛で、今度の誕生日には自宅で盛大にパーティーをするから是非来てね!てなことを嬉しそうに話し、身振り手繰りはまるで舞台に立っているように、派手で、大げさなのがショウマンシップ抜群で、チャーミングで、これこそ彼の人気の秘密なのでしょう。

1971年12月24日、プエルトリコのサンフアン生まれ、本名はエンリケ・マルティン・モラレス、最初は人気ボーイバンド「メヌード」のメンバーとして、1984年から90年まで活躍、いろいろな制約がうっとうしくなって、ソロ歌手として独立、1999年に「Livin' La Vida Loca(リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ)」を発表して、これが世界的な大ヒットに。2008年にはスペインの国籍を取り、マドリッドにしばらく住んで、二人の子供を養子に取りました。

2010年に自分はゲイですと発表、数人の恋人を経て、現在はシリア人のアーティスト、ファン・ヨーゼフと一緒に生活をしています。少年時代はカトリック教でしたが、今は平和な仏教が最も自分にあっていると言ってますが、別に信者ではないとか。

なんといってもキュートなルックスと、セクシーな身のこなしで、歌っても、演技をしても、常に絵になるスターオーラの溢れるリッキーなのでした。

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