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登場人物の動きや銃撃音などのリズムがすべて劇中の音楽に合うように演出され、カーチェイス版「ラ・ラ・ランド」とも評される超期待の本作。まずはあらすじを確認してみよう。
アンセル「役柄も音楽も全て最高。ダンスの経験を活かすことができたよ」
強盗団の逃走用ドライバー、ベイビーがこの映画でのアンセル・エルゴートの役柄だ。幼い頃に遭った事故のせいで起こる耳鳴りを消すため常に音楽を聴いているという設定で、映画はほぼ全編で音楽が鳴り響いている。
アンセル『脚本が最高だし、エドガー(ライト監督)も最高だった。役柄もクールだし、運転も音楽も……何から何まで気に入ったね。僕はミュージシャンとしても活動してるけど、それが今回の映画では役に立ったと思う。アクションや銃撃戦、さりげない動きにいたるまで振り付けされてたから、音楽やダンスをやってることがプラスになったと思うんだ。カーアクションでいえば僕が実際に運転しているシーンは少ないんだけど、スタントドライバーからドリフトやスライドしての車の回転、Jターンのテクニックを何十時間もかけてレクチャーしてもらったから、映画の中ではきちんと正しい動きができた。だからちゃんと僕が運転してるように見えるんだよ』
リリー「素晴らしいスターたちと共演できてうれしい」
エルゴート扮するベイビーの行きつけのダイナーでウェートレスとして働き始めるデボラが、今回のリリー・ジェームズの役どころ。彼女にとって、アメリカ人を演じるのはキャリアの中でも初めてのことだった。
リリー『脚本を初めて読んだのはリトアニアでBBCの「戦争と平和」の撮影をしてる時だった。完全に別世界に没入していたから、新鮮な空気を吸ったような気持ちになったわ。エドガー(ライト監督)の作品は以前から大好きだったから、この映画に出られて大興奮だわ。撮影に入る前に衣装合わせやリハーサルの期間が一週間ぐらいあったから、アンセル(エルゴート)とはすぐに打ち解けることができた。カメラテストの時もすぐに一緒に踊り始めたから緊張もほぐれたわ。ケヴィン(スペーシー)やジェーミー(フォックス)のようなスターとの共演でちょっと気後れしたけど、心強くもあったし、あれほど素晴らしいスターと一緒に演じられるなんて最高ね』