これまで見てきたように、いま世界は大きく変わろうとしています。それを実現させるのはあなた方自身に他なりません。そんな女性の皆さんにぜひ見ていただきたい15本のうち、今回は【本当の自分ってなんだろう?】と、生き方を考えさせられる作品を4作ご紹介します。社会で職場で多くの障害を乗り越えてきた女性を描き、観客に勇気を与えてくれた名作揃いです。(文:大森さわこ/デジタル編集:スクリーン編集部)

アルバート氏の人生

仕事を得るために男性として生きた女性

画像: 仕事を得るために男性として生きた女性

女優のグレン・クロースが舞台で演じた役を30年後に映画化。19世紀のアイルランドのホテルでウェイターとして働く主人公は、実は女性だったが、仕事を得るため、男性として生きている。メイドの女性に恋をして、彼女と店を開くことを夢見るが、現実は厳しい。主人公の切ない人生に胸を打たれる。

めぐりあう時間たち

生きた世代の違う3人の女性の愛の本質

画像: 生きた世代の違う3人の女性の愛の本質

異なる時代に生きる3人の女性の思いを演技派女優たちが好演する。作家ヴァージニア・ウルフ役のニコール・キッドマンはオスカーも受賞。夫と暮らしながら心の底では女性も愛する女性、女性の恋人と暮らしながらも、元恋人(男性)の世話をする女性などを通じて愛と死の本質について問いかける。

キャロル

偏見の残る時代、運命の恋に落ちた二人

画像: 偏見の残る時代、運命の恋に落ちた二人

50年代のニューヨークが舞台。デパートで働くテレーズは客として現れた優雅な人妻、キャロルに心を奪われ、ふたりは運命的な恋におちる。写真に興味のあったテレーズはカメラマンとなり、夫との離婚問題に悩んでいたキャロルは自立する。その恋によって新しい人生に踏み出す女たちの美しい絆を見つめる。

マイ・ライバル

陸上選手のライバル同士が愛し合う仲に…

画像: 陸上選手のライバル同士が愛し合う仲に…

76年の陸上競技のオリンピック予選会でふたりのヒロインは出会う。すでに名前のある一流の選手と未知の可能性を秘めた選手。ふたりは友情を超えた関係となるが、競技の時はライバル同士。女のセクシャリティの問題を見つめた先駆的なハリウッド映画の一本で、競技の場面もリアルに描写されている。

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