本誌SCREENも2017年、ついに創刊70周年を迎えました。これを記念して、かつてのSCREENはどんなスターや映画を紹介していたかを振り返る、プレイバック・コーナーを1年に渡り集中連載。懐かしのあの日を思い出してください。
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連載最終回で紹介するのは、ちょうど今年で製作20周年となる超大ヒット作「タイタニック」の公開を直前に控えた1998年1月号。表紙も人気絶頂寸前のレオナルド・ディカプリオ(当時はレナードと表記)で、東京国際映画祭で開催の「タイタニック」ワールドプレミアで再来日した彼に密着取材。1997年12月の公開を控え、大型広告にも力が入る。もちろん“話題の大作”「タイタニック」の作品紹介も、その完成度の素晴らしさに言及。レオと共演のケート・ウィンスレットの好演、ジェームズ・キャメロンの名演出が生み出した“世紀の映画の誕生”を8ページに渡って解説。間もなく公開された本作は記録破りの大ヒットとなり、世界的現象を呼んだ。
この新年号ではレオの前作「ロミオ&ジュリエット」で共演したクレア・デーンズら期待の若手女優たち、レオと人気を競ったブラッド・ピット主演「セブン・イヤーズ・イン・チベット」など正月映画も特集されていた。
Claire Danes
巻頭グラビアでは当時人気ナンバーワンだったクレア・デーンズら期待の若手女優ポートレート集を。
Leonardo DiCaprio
2度目の来日を果たしたレオに空港到着からインタビューまで密着取材を敢行。
Titanic & The Full Monty
この号に掲載された綴じ込みの宣伝広告。英国製ヒット映画「フル・モンティ」が同じく正月映画だったのが時代を感じさせる。
Titanic
「タイタニック」作品紹介ページではその感動巨編ぶりを余すところなく解説。
Seven Years in Tibet
レオと男優人気トップを争っていたブラッド・ピットの「セブン・イヤーズ・イン・チベット」も正月大作だった。