まずは主演のアーチ―役、K・J・アパのインタビューをお届けしよう。
衝撃的な最終話になっているよ!
ーーファースト・シーズンの最終話の脚本を読んだとき、まず何を思いましたか?
『実際に起きたことはこうだ。僕たちは脚本をもらっていた。だが、撮影最終日の前日にすべてが変更されたんだ。シーズン・フィナーレは衝撃的で、文字どおりぶっ飛ばされたよ。僕はよほどのことじゃないと衝撃なんか受けないんだけど、そんな僕が衝撃を受けた。本当にすごいんだ』
ーージェイソン・ブロッサムを殺害した犯人は、脚本で正体を知る前に目星がついていましたか?
『けっこう前から犯人は知っていた。撮影現場で脚本家のひとりに“犯人はこの人物か?”と聞いたのを覚えている。彼が笑って立ち去ったから、僕は自分が言った人物が正解なのだと確信した。でも誰だかは教えないよ』
ーーアーチーは殺人/ミステリーの物語部分には深く関わっていないですね。それは最終話に近付くにつれ、変わっていくのでしょうか?
『アーチーがこれ以上殺人/ミステリーの部分に関わることはないと思う。でもほかのことで視聴者を驚かせる展開がたくさんあるよ。犯人が分かること以外にも、最終話ではさまざまなことが起こる』
父親役はルーク・ペリー、母親役はモリー・リングウォルド
ーーモリー・リングウォルドはアーチーの母メアリー・アンドリュースとして、今後のエピソードに登場しますね。「リバーデイル」で母と息子、という新たな人間関係を構築していくことになりますが、楽しみにしていますか?
『とても楽しみにしている。アーチーは母親が大好きだし、母親と離れて寂しいと思っているんだ。メアリーが戻ってきたとき、アーチーは母親と父親に、よりを戻してほしいとちょっと思っているのが見て取れる。ふたりの関係には少し希望があると思うけど、どうなるかというところだよね。アーチーは母親のことをとても愛していて、非常にいい関係を築けている。でもルーク・ペリーが演じる父親フレッドとは違い、メアリーはほとんどアーチーのそばにいない』
ーーメアリー・アンドリュースが戻ってきたことによって、アーチーと父親の関係はどう変わるのでしょうか?
『母親が戻ってくるのは興奮するような出来事だけど、父親との関係にはあまり変化をきたさないよ。アーチーは父親と母親が元の関係に戻ることを願っている部分があるけど、それは難しいみたいだ』
ーーアーチーと父親の関係について、ファンからはどのような反応がありましたか?
『地元ニュージーランドの友人やツイッターを見る限りだと、ルークの演じている父親と、僕の演じている息子の関係を楽しんでいる人が多いみたいだね。きっと、テレビで普通見るような親子の関係とは違うからだと思う』
ーーアーチーと父親の関係を何と言い表しますか?
『他の父親と息子よりも仲が良くて、特殊な関係だと思う。アーチーは、ほぼすべてのことにおいて父親を頼るから、いい関係だよね。どんな話でもできる間柄だ。だが物語が進むにつれ、関係がねじれていくのが描かれる。ときにはフレッドが大変な状況に陥ることもあり、息子のもとへ行って話を聞いてもらう。すごいよね』
ーー役者として、アーチー・アンドリュースとルーク・ペリーの関係を表すとしたら何と言いますか? また「リバーデイル」の撮影が始まったときと比べると、印象はどう変わりましたか?
『前より確実にルークが嫌いだね!(笑)冗談だよ。正直なことを言うと、まだ僕はいろんなことを学んでいる最中なんだ。こんな大きな番組で演技をしたことはほとんどなかったからね。でもルークと共演ができて光栄だ。撮影現場では、彼から業界について、撮影での技術的なことなど、たくさんのことを学んだ。ルークと仕事をできるのは非常に恵まれていることだと思っている。この機会を与えてもらえたことに本当に感謝しているよ。ルークと出会い、毎日一緒に撮影をすることができる僕はラッキーだと思う』
アメフトのシーンの撮影は楽しかったよ
ーーファースト・シーズンで一番撮影を楽しんだのはどの場面でしょうか?
『アメリカン・フットボールの場面はどれもとても楽しい。第5話ではアメフトをすることが多かったから、撮影を楽しんだエピソードのひとつだね。地元ではラグビーをやっていたけど、俳優になってから、やめなきゃならなかった。ラグビーと同じように体を動かせるものといえば、撮影で行なうアメフトだ。だからアメフト関連の撮影は全部楽しいよ。最高だ』
ーーさて、次は女性や名声について聞かせてください。世間の注目を集めるようになり、それを楽しんでいますか? たくさんの女性が押しかけたりしていますか?
『(笑)そんなに大変じゃないよ! 番組も始まったばっかりではあるしね。たまにすごいことになったりもするけど、現時点ではけっこう落ち着いているよ』
ーーアーチーはファースト・シーズンで、たくさんの女性と関係を持ちますね。その中でもお気に入りの関係はありますか?
『一番というのはないけど、三角関係はこれからもずっと続くと思う。ファースト・シーズンの終盤にはまたそれが出てくる。中盤では三角関係がなくなりつつあったけど、終盤で必ず出てくるよ』
ーーアーチーとサラー・ハーベル演じるグランディ先生の関係は賛否両論でしたね。「リバーデイル」でのふたりの話の描かれ方については、どう思われますか?
『グランディ先生との話を演じるのは楽しかったよ。初めに脚本を読んだとき、そこに心を掴まれた。ふたりの関係があったことで、アーチーと他の人との関係でもいい展開を生み出したと思う。例えば父親との関係とかね。それも楽しかったし、サラー・ハーベルと共演できたこともよかった』
ーーではアーチーとヘイレイ・ロー演じるヴァレリーの関係については、どう思われますか? ふたりの関係は、ファースト・シーズンでどうなっていくのでしょうか?
『ヴァレリーとの関係は音楽的な面から始まった。彼女はすばらしい音楽家だよ。ヴァレリーは音楽を本気でやっていきたいと考えていて、だからふたりの仲は深まっていく。面白い関係になっていくよ。ヘイレイは非常に優れた音楽家で、自分で歌う曲も作っている。すごい人だよ』
ーーということは、これから放送されるエピソードでは音楽の場面がもっと描かれるのでしょうか?
『もちろん。それは断言できるよ。今シーズンで、アーチーは意外な人物とデュエットすることになる。アーチーは夏の間に、自分が本当にやりたいことを決めて、それをやり通した。それとは別に、アーチーはアメフトについて悲しんでいる部分がある。僕がラグビーをやめたときに僕の父が悲しんでいたようにね。音楽の場面が増えるのは確かだ』
ーー最後に、アーチーのテーマ曲を選ぶとしたら、何の曲を選びますか?
『“ヴァン・ヘイレン”をの「パナマ」だね』
「リバーデイル」シーズン1
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