全米で社会現象的大ヒットとなった新感覚ホラー「クワイエット・プレイス」が2018年9月28日、ついに日本公開。その内容とあわせて、なぜこの映画が全米No.1になったのかお届けする。

今年の秋の注目ホラーは一味違う?!

音を立てたら襲ってくる〝何か〞のため、人類世界は荒廃している。その中で生き残った家族は、出産を迎えようとしていた……今年4月に公開されるや週末興収5000万ドルを超え初登場1位となるサプライズヒットを記録した新感覚ホラー。

「プロミスト・ランド」のジョン・クラシンスキーが出演と共に監督・脚本(共同)・製作総指揮を務め、実生活で彼の夫人であるエミリー・ブラント(「ガール・オン・ザ・トレイン」)が妻役で主演。二人の子供役で「ワンダー君は太陽」のノアー・ジュープ、「ワンダーストラック」のミリセント・シモンズが共演している。

「トランスフォーマー」シリーズなどで知られるマイケル・ベイ監督が立ち上げた製作会社プラチナム・デューンの製作作品で、この会社はこれまでに「テキサス・チェーンソー」「悪魔の棲む家」「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」などのカルト的名作ホラーのリメーク作品を送り出し、評価を高めてきている。

音を立てると“何か”が襲ってくる……

画像: 1. エヴリン(エミリー・ブラント) 農場を改装して家族と暮らしている気丈な妻。出産を控えており、夫がそのための準備をしてくれている。子供たちには絶対的な愛情を注いでいる。 2. リー・アボット(ジョン・クラシンスキー) アボット家の家長。かつて“何か”のため子供を失っており、なんとしても残った家族を守り切ろうと思っている。 3. マーカス(ノアー・ジュープ) アボット家の長男。父に連れ回されることに若干の不満を抱いているが、いざという時はきちんと父に従う。 4. リーガン(ミリセント・シモンズ) アボット家の長女。耳が不自由で、家族の中での自分の立ち場を模索中。かつてのある出来事に責任を感じている

1. エヴリン(エミリー・ブラント)
農場を改装して家族と暮らしている気丈な妻。出産を控えており、夫がそのための準備をしてくれている。子供たちには絶対的な愛情を注いでいる。

2. リー・アボット(ジョン・クラシンスキー)
アボット家の家長。かつて“何か”のため子供を失っており、なんとしても残った家族を守り切ろうと思っている。

3. マーカス(ノアー・ジュープ)
アボット家の長男。父に連れ回されることに若干の不満を抱いているが、いざという時はきちんと父に従う。

4. リーガン(ミリセント・シモンズ)
アボット家の長女。耳が不自由で、家族の中での自分の立ち場を模索中。かつてのある出来事に責任を感じている

音に反応して人間を襲う〝何か〞が世界中に現われ、またたく間に人類の文明世界は荒廃、わずかに生き残った人々は都市から離れてひっそりとした暮らしを送っていた。

リー(クラシンスキー)とエヴリン(エミリー)のアボット夫妻は、二人の子供、耳の不自由なリーガン(ミリセント)、十代になったばかりのマーカス(ジュープ)と共に、田舎の農場で音を出さないよう工夫しながら何とか生活している。

エヴリンは妊娠しており、出産に備えてリーは音の伝わりにくい部屋を準備しようとしていた。さらにリーガンのためには補聴器を作ってやろうとするが難航している。

リーがマーカスを連れて食料を調達しに外出した日、かつてのある出来事のせいで父親の愛情を確信できないリーガンは一人家を離れる。

画像: 子どもたちは“何か”から逃れるためトウモロコシのサイロに落ちたが…

子どもたちは“何か”から逃れるためトウモロコシのサイロに落ちたが…

その時、エヴリンだけが残された家に、〝何か〞が侵入してきた。音を立てれば即死だ。だが彼女には出産のときが迫っていた……

クワイエット・プレイスとは……

“何か”の特徴

  1. 光には反応しない
  2. 音に反応する
  3. 獲物は逃がさない

こうすれば生き延びられる!?

  • コミュニケーションには手話を使う。
  • 周囲に大音響があれば話しても大丈夫。
  • 食事は手づかみで。
  • 裸足で歩く。
  • 歩く場所には砂を撒く。

なぜこの映画は全米No.1になったのか!?

画像: 撮影中のエミリーとクラシンスキー監督(中央)

撮影中のエミリーとクラシンスキー監督(中央)

「クワイエット・プレイス」は低予算のホラー映画だが、全米で初登場1位を記録し、その後も驚異的なヒットぶりで、社会現象的な広がりを見せている。いったいなぜ、この映画はこれだけのヒットになったのか、かんたんに分析してみよう。

1.ツイッターからの広がり

この映画を見たクリス・プラット、ライアン・レイノルズといった俳優、ギレルモ・デル・トロ監督、作家のスティーヴン・キングらが絶賛のツイート。コアなホラー映画ファンだけでなく一般の観客にも訴求した。またツイッターでは『ポップコーンを食べられない映画』という表現が飛び交い、どれだけ静かな映画なのかと関心を呼んだ。

2.宣伝戦略の勝利

この映画は完成してもほとんど試写を行なわず、公開前に公式上映されたのはサウス・バイ・サウスウェスト映画祭のみ。この映画祭直後の批評サイト“ロッテントマト”ではなんと100%の評価を受けて、一般の観客の興味を集めた。

3.ストーリーと映像表現の優秀さ・的確さ

音に反応する“何か”という斬新な発想と、その“何か”が絶対的な恐怖をもたらすという構造。実際の夫婦が演じているリアリティーや、実は感動する上質の家族ドラマである点が、ホラー・サスペンス作品を見慣れた観客だけでなく、ファミリー層にも口コミ・SNSなどで波及し、観客層はさらに広がりを見せた。

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