日本ではホラー映画の撮影前に「お祓い」をするが、やはりホラーの現場は呪われるのか? そんな都市伝説を証明するいくつかのエピソードを紹介しよう。怖がりさんは1人で読まないことをオススメする。
2018年9月25日に公開したコンテンツを、2019年9月26日に一部更新しました
ホントに呪われたホラー映画
数あるエピソードのなかでも「ポルターガイスト」シリーズの悲劇は強烈だ。主人公一家の長女役、ドミニク・ダンは1作目の公開直後に元恋人に絞殺され、次女役のヘザー・オルークは3作目の撮影終了直後に、まだ12歳なのに病気で急死。他のキャストや2作目の監督もガンなどを患い、早すぎる死を迎えた。撮影で本物のガイコツを使ったことが原因なのか?
「エクソシスト」では、映画監督役と神父の母役の俳優が公開前に亡くなったほか、映画に関わった9人が撮影中から公開直後に死亡した。もはや偶然とは言えないレベルだ。ホラー映画は不慮の事故も多く、「トワイライトゾーン/超次元の体験」では人種に偏見をもつ男を演じたヴィック・モローが、撮影中に落下したヘリコプターに巻き込まれ、2人の子役とともに死亡。「クロウ/飛翔伝説」では、ブルース・リーの息子、ブランドン・リーが銃によって事故死。安全だったはずの銃弾がなぜか体を貫通し、これも呪いの説がささやかれた。
ホラー映画ではないが、最も呪われたとされるのが「Atuk」という作品。ジョン・ベルーシ、ジョン・キャンディら主演のオファーを受けた5人もの俳優が事故や薬物で次々と急死。結局、映画は完成しなかった……。近年はこうした「呪い」のエピソードも減少傾向。悪魔や霊の皆さんも映画に満足してるのかも……。