数あるアメコミ・ヒーローたちの中でも、あるキャラとあるキャラの特別な組み合わせに目線を向けるとまた別の楽しみ方もできるもの。それがアメコミ映画の面白さの一つでもあります。男・女でも、男・男でも、いずれにしろ『ややこしい関係のふたり』の間柄をチェックしてみましょう。今回はバディ編!(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)

01: キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャー
(「キャプテン・アメリカ」シリーズほか)

ヒーローになる前からの戦友同士

キャップことスティーブとウィンター・ソルジャーことバッキーは、第二次大戦でともに戦った戦友同士。しかし、彼らが70年の冷凍冬眠から目覚めたとき、敵対する運命が待っていた。それでもキャップは戦友を見捨てず和解して、友情はさらに続く。「アベンジャーズ」の次作では、それがカギとなりそう!?

02: ソーとロキ
(「マイティ・ソー」シリーズほか)

神様なのにこじれまくる兄弟

画像: 神様なのにこじれまくる兄弟

神様の世界にも兄弟ゲンカがあることを教えてくれたソーとロキ。兄弟愛で結ばれているのは間違いないが、それにしてもロキの裏切りに次ぐ裏切りは屈折を感じさせる。おかげで「アベンジャーズ」ではNYを破壊しまくったのだから、人類にとってはなんともハタ迷惑な兄弟ゲンカだ。

03: ロケットとグルート
(「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズほか)

アライグマが樹木の“保護者”に?

画像: アライグマが樹木の“保護者”に?

宇宙のアライグマと宇宙の樹木の名コンビ。グルートは身を挺して仲間を守り、苗木サイズのベビーに生まれ変わり、その親代わりをロケットがしている。利己的で好き放題やっていたロケットだが、グルートの“育児”によってちょっと大人に。ビジュアル的にもチャーミングな、味のあるコンビだ。

04: アイアンマンとスパイダーマン
(「スパイダーマン:ホームカミング」ほか)

親子みたいなちょっと変わった師弟愛

画像: 親子みたいなちょっと変わった師弟愛

MCU入り後はアイアンマンの弟子的なポジションに収まったスパイダーマン。高校生ゆえにアベンジャーズ入りをなかなか認めてもらえず、反発してみたりするところは親子のようでもある。ウイットと皮肉まじりのユーモアで他人をやりこめる話術も親子のようにそっくり!?

05: バットマンとスーパーマン
(「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」ほか)

対立を経て共に悪と戦う仲間に!

画像: 対立を経て共に悪と戦う仲間に!

いずれ劣らぬDCの人気ヒーローだが、持っているモノは大違い。かたや最強のパワーを持つ異星人で、かたや特殊能力がないことを知力と体力、財力で補う人間。正義感の違いから対立したこともある彼らだが、正義を求めていることに変わりはない。今後のDCFUでは、そんな彼らの共闘が見られるはず!

06: デッドプールとケーブル
(「デッドプール2」)

もう“ぼっち”じゃない!

画像: もう“ぼっち”じゃない!

いいかげんな“俺ちゃん”ことデップーと、クソが付くほど真面目なケーブルは水と油で、立場の違いから最初は敵対する。やがては共闘へと至るが、そんな絆を同性愛チックに茶化すのが俺ちゃんの真骨頂。ケーブルも悪い気はしていないようだが、この関係はいったいどうなる⁉

07: プロフェッサーXとマグニートー
(「X-MEN」シリーズ)

思想の違いが同じ境遇の二人を対立させる

画像: 思想の違いが同じ境遇の二人を対立させる

ミュータントがこの世界に存在していたら、奇異な目で見られることは避けられない。それでも前者は常人との共存を望む。一方の後者は虐げられるより戦うことを選ぶ。同じミュータントとして力を認め合い、一時は共闘しながらも、対立せざるをえないふたり。それは思想と思想の戦いでもあるのだ!

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