相変わらず大人気のアメコミ・ムービーをお祭りモードで大特集!今回はSCREEN誌2018年9月号で募集した『アメコミ・アワード』の結果をいよいよ発表!あなたの選んだヒーロー、ヴィランは何位になっているでしょうか?こちらの記事はヒーロー編でございます。(解説:紀平照幸/デジタル編集:スクリーン編集部)

5位:バットマン(ブルース・ウェイン)

孤高のダークヒーローもついにチーム結成へ

出演作:「バットマン」シリーズほか

派手なキャラが並ぶマーベル勢とくらべると、どうしても“暗さ”を感じてしまうDC勢。その代表格バットマンも「ジャスティス・リーグ」結成で今後は派手な活躍を見せるか?

Fan’s Voice

  • 孤独な心で闇の世界を守る姿がかっこいい
  • 最高にクール!
  • 子供の頃テレビで見て以来の大ファン。シリーズは全部見ています!

4位:ソー

真の力を解放させたアスガルドの雷神

出演作:「マイティ・ソー」シリーズほか

「マイティ・ソーバトルロイヤル」ではコミカルな味も見せましたが、「インフィニティ・ウォー」では“雷神”としての真価を発揮。新たなる武器を手にしてさらに活躍しそう。

Fan’s Voice

  • マーベル・ヒーロー全員好きですが、やはりソーが一番です
  • 映画3作を通して成長していく姿が好き
  • やはりロキとの関係が気になる

3位:キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)

ワイルドになって帰ってきたわれらのキャップ

出演作:「キャプテン・アメリカ」シリーズほか

長らく消息不明だったキャップが「インフィニティ・ウォー」で再登場した際には大興奮したファンも多いはず。マスクを外して髭をたくわえ、コスチュームの星条旗模様を黒く塗りつぶした変容ぶりには驚かされましたが、そのリーダーシップは健在でした。

Fan’s Voice

  • マジメすぎる故に天然になってしまうところとか、カッコいいところとか、本当に素敵
  • バッキーと戦うシーンは、悲しくなるけどお気に入り
  • 肉体を使ってのアクションが最高!

2位:アイアンマン(トニー・スターク)

天才科学者にして大富豪、ついに宇宙へ

出演作;「アイアンマン」シリーズほか

またもや最新型のアイアンマン・アーマーを開発したと思ったら、ピーターのためにアイアン・スパイダー・スーツを提供と、相変わらず冴えまくっている“闘う社長さん”トニー・スターク。惑星タイタンの戦いの後の逆襲劇の主役として今後の活躍にも期待!

Fan’s Voice

  • MCUの顔といえば、もうアイアンマンでしょう
  • 皮肉っぽいけどユーモアもあるし、仲間思いなところもいい
  • アーマー・スーツがどんどん進化していくのもカッコイイ!

1位:スパイダーマン(ピーター・パーカー)

発展途上の高校生ヒーローが堂々の連覇!

出演作:「スパイダーマン:ホームカミング」ほか

演じるトム・ホランドの魅力もあってか、“われらの親愛なる隣人”スパイダーマンが昨年に続いて1位を獲得しました。アメコミ界を代表するキャラクターですが、ホランド版は“普通の高校生”の部分が強調され、より若い観客の共感を得られるようになっているのが特徴。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではついに憧れのアベンジャーズ入りを認められ、強敵ブラック・オーダーの一人を機転を利かせて倒すという見せ場も作ったスパイディー。来年は「アベンジャーズ」の新作に加え、主演作第2弾も公開されるので、この座もしばし安泰?

Fan’s Voice

  • アベンジャーズの一員になれた時のピーターの顔がめちゃ可愛かった
  • ヒーローっぽくないところが好感度MAXです
  • めちゃくちゃ強い方ではないけれど応援したくなります
  • 俳優を変えて何度か映画化されているけどどれも大好きになる
  • 「インフィニティ・ウォー」の最後が衝撃すぎました……!

総評

人気ヒーロー、トップ3の結果は前回と同じになっているが、この3人の得票差はまさに僅差!誰がトップになってもおかしくない状態でスパイダーマンが鼻の差で逃げ切ったという形。その中でキャプテン・アメリカはネットでの得票が多かったことを特筆しておこう。

今年はDCの映画が公開されなかったので、DCヒーローはやや劣勢だったのも事実。来年はワンダーウーマンやアクアマンの新作も公開されるので巻き返しを期待したい。新作公開時期と重なったせいか、アントマンの健闘ぶりにも注目したいところ。

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