自称フィクサーをコミカルに怪演! こんなギア様、見たことない!
ニューヨークに住む初老のユダヤ人が、嘘まじりのもうけ話をまくしたてる自称大物フィクサー(仲介者)として成功する様子とその後の転落を描く悲喜劇。
主演は「プリティ・ウーマン」のリチャード・ギアで、彼を囲んで「運命は踊る」のリオル・アシュケナージ、「ノクターナル・アニマルズ」のマイケル・シーン、「スターリンの葬送狂騒曲」のスティーヴ・ブシェミ、シャルロット・ゲンスブールら、国際色豊かな俳優陣が共演。
監督・脚本は前二作がアカデミー賞外国語映画賞候補になっているイスラエルのヨセフ・シダー。本作が彼の初の英語作品となる。
人脈を広げたい自称フィクサーは大物投資家に近づくが…
しがない自称フィクサーのノーマン(ギア)は、ニューヨークでユダヤ人上流社会に食い込むべく人脈を広げようとしている。ある日儲け話を聞きつけた彼は甥の弁護士フィリップ(シーン)のつてで大物投資家に取り入ろうとするが失敗、次なる手段と訪米中のイスラエル政治家エシェル(アシュケナージ)に偶然を装って近づき、高級な革靴を贈って歓心を買った。
その時は投資家との交渉に失敗したが、三年後、首相になったエシェルが再び訪米、支援者パーティーに潜り込んだノーマンはエシェルと再会し大歓迎される。一躍多方面から注目されたノーマンは、ここぞとばかりフィクサーとしての活動を開始するが、イスラエル法務省の検察官アレックス(シャルロット)がそんな彼に目をつけていた。
「嘘はフィクサーのはじまり」
10月27日(土)より東京・銀座シネスイッチほか全国順次公開
出演/リチャード・ギア、リオル・アシュケナージ、シャルロット・ゲンスブール、スティーヴ・ブシェミ、マイケル・シーン
監督/ヨセフ・シダー
配給/ハーク
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