世界映画史に残るジャン・ヴィゴ監督の『アタランタ号』の4Kレストア版が12/29(土)〜シアター・イメージフォーラムにて劇場公開されることが決定。また同監督の『ニースについて』(1930)『競泳選手 ジャン・タリス』(1931)『新学期 操行ゼロ』(1933)も同時公開される。
画像1: 伝説の映画作家ジャン・ヴィゴ唯一の長編『アタラント号』4Kレストア版が劇場公開決定
画像2: 伝説の映画作家ジャン・ヴィゴ唯一の長編『アタラント号』4Kレストア版が劇場公開決定

ジャン・ヴィゴが遺した全4作品を一挙公開

たった 4 作品だけを遺し、 29 歳でこの世を去ったジャン・ヴィゴは、フランソワ・トリュフォー、アキ・カウリスマキ、エミール・クストリッツァ、ミ シェル・ゴンドリー、ユーリー・ノルシュテインなど、世界の映画作家が敬愛する伝説の映画作家。

『アタラント号』は詩的な映像表現と才気に満ちた傑作として名高い、彼が遺した唯一の長編作品。物語の舞台は、田舎町と ル・アーヴル間を運行する艀船アタラント号 。乗組員は船長のジャンとジュリエットの新婚カップル、変わり者の老水夫ジュールおやじと少年水夫、そしてかわいい猫たち。はじめは新婚生活にときめ いていたジュリエット だったが、狭い船内の単調な生活に息が詰まってくる。

アタラント号がパリへ到着すると ジャンとジュリエットはダンスホールへ。そこへ行商人がやって来てジュリエットを口説き始める。田舎娘のジュリエットは大都会パリへの憧れを抑えきれず、夜にこっそりと船を降りてしまう。怒り心頭のジャンは彼女を置き去りにして出航してしまうが・・・。

このたび本作の4Kレストア版が劇場公開されることが決定。またジャン・ヴィゴが短いキャリアの中で遺した『ニースについて』(1930)『競泳選手 ジャン・タリス』(1931)『新学期 操行ゼロ』(1933)も同時公開される。

愛することの情熱、愛されることの歓び。 溢れだすウィットと澄み切った情緒、そして香り立つ官能。ジャン・ヴィゴの独特の世界観に浸れる貴重な機会となる。

アタラント号 4Kレストア版
2018 年 12 月 29 日(土)、渋谷シアター・イメージフォ ーラムほかにて全国ロードショー
配給:アイ・ヴィー・シー
©1934Gaumont

This article is a sponsored article by
''.