「007」公開延期で代わりに「キングスマン」第三弾が前倒し?
気づけば2018年ももう終盤戦の時期。例年、英国男優総選挙の結果が出るころは、もはや来年の彼らの新作が気になりだす時期でもあるのだ。そこで2019年に公開される、または見られそうな英国男優たちの主な新作スケジュールを調査してみよう!
まず来年公開されるはずだったダニエル・クレイグ主演の「007」最新作が、ダニー・ボイル監督の降板(キャリー・フクナガ監督に交代)により、2020年2月の公開に延期。
「007」新作は2020年公開に延期になった(写真は「スペクター」)
これが原因なのか、逆に2020年公開と思われていた「キングスマン」の第三弾が年月全米公開が決定。ということは日本でも年末くらいに見られるかもしれない。正式発表はこれからだが、コリン・ファースとタロン・エガートンがまたまた大活躍してくれることを祈ろう。
「キングスマン」第3弾が全米2019年公開決定!(写真は「キングスマン:ゴールデン・サークル」より)
ファースには他に年明け早々『喜望峰の風に乗せて』(1月11日)『メリー・ポピンズリターンズ』(2月1日)の日本公開が決まっていて、『クルスク』『ハッピー・プリンス』が待機中。うまくいけば五本の新作に会えるかも。
コリン・ファース主演の『喜望峰の風に乗って』
『メリー・ポピンズリターンズ』の日本版ティザーポスター
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またエガートンも『ロビン・フッド』(全米は2018年11月公開)や、現在撮影中のエルトン・ジョンを演じる『ロケットマン』(全米2019年5月公開)の主演作二本があり、こちらも楽しみ。「キングスマン」絡みでは、マーク・ストロングもDCコミック映画『シャザム!』ほかが待っている。「007」が延期になってしまったクレイグ・ファンは残念だが、このお正月にハル・ベリー共演の『マイ・サンシャイン』が公開される。Q役ベン・ウィショーは前述の『メリー・ポピンズリターンズ』で重要な役を演じているので期待したい。
『ロビン・フッド』で共演したタロン・エガートンとジェーミー・フォックスがシネマコンに出席
さて、英国映画ファンが期待できる来年の大作の一つがあの人気ドラマ・シリーズ「ダウントン・アビー」の映画版(全米2019年9月公開)だ。ヒュー・ボネヴィル、ジム・カーター、ブレンダン・コイルらお馴染みの面々が戻って来るが、マシュー・クローリー役のダン・スティーヴンスは登場しない模様。
「ダウントン・アビー」の映画版が現在製作中(写真はTV版)
彼のファンには、このお正月の話題作『Merry Christmas!ロンドンに奇跡を起こした男』というプレゼントが待っている。
『Merry Christmas!ロンドンに奇跡を起こした男』のダン・スティーヴンス
▶︎▶︎もう会えないと思っていたロキがシリーズになって帰ってくる?▶︎▶︎