ロック史上最高のバンド“クイーン”
栄光の陰に隠された感動のドラマ
伝説のロックバンド“クイーン”のリード・ボーカル、フレディ・マーキュリー。ロックの常識や既成概念を打ち破り音楽シーンに革命をもたらした稀代のエンターテイナー。そんなフレディの生い立ちから、バンドとしての栄光、孤独、不和、そして奇跡の復活までを、名曲の製作秘話も交えながら描く音楽ドラマ。
主人公フレディを圧巻のパフォーマンスと共に演じるのはTV「Mr.ROBOT/ミスター・ロボット」のラミ・マレック。共演は「オリエント急行殺人事件」のルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディー、ジョゼフ・マッゼローら。監督は「X-MEN:アポカリプス」のブライアン・シンガー。脚本は「博士と彼女のセオリー」のアンソニー・マクカーテンが担当。
劇中で歌われる名曲の数々は主にフレディ自身の歌声が使われており、音楽総指揮を“クイーン”のメンバーであるブライアン・メイとロジャー・テイラーが務めているのも話題。
生涯のファミリー“クイーン”を結成後、瞬く間にスターダムへ
フレディ・マーキュリー、本名ファルーク・バルサラは1947年にタンザニアのザンジバルで生まれた。17歳の時にイギリスに移住したフレディ(マレック)がブライアン・メイ(リー)、ロジャー・テイラー(ハーディー)と“クイーン”を結成したのは70年。翌年にはジョン・ディーコン(マッゼロー)が加わり、生涯の“ファミリー”が作られた。
生い立ちや容姿へのコンプレックスを抱いていたフレディだったが、才能あふれるメンバーと組んだことでその天才的音楽性は瞬く間に開花。ロック界の常識を破る革新的な楽曲を次々と生み出し、スターダムに駆け上がる。
だが彼の斬新すぎるアイディアや徹底したこだわりは、時に周囲の人々との軋轢を生み、やがてメンバーとの間にも衝突が生まれる。そんなフレディをデビュー時から支え続けた女性メアリー(ルーシー)。やがてフレディの衝撃的な告白により、メンバーは残された時間が少ないことを自覚、大きな決断を下す。
「ボヘミアン・ラプソディ」
11月9日(金)より全国公開
出演/ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディー
監督/ブライアン・シンガー
配給/20世紀フォックス映画
©2018 Twentieth Century Fox