「クワイエット・プレイス」出演の今一番ホットな夫婦が語るお互いの偉大さを再認識した“夫婦共演”
01: ジョン・エミリー&クラシンスキーブラント
「クワイエット・プレイス」
共に役者として活躍し2010年に結婚するも、本格的な共演は初めて。夫クラシンスキーが監督と脚本を務めた意欲作で、映画界だけでなく“音を出したら即死の世界”でも夫婦としての存在感を見せつけた。お互いにとってメリットばかりだったという今回の共演。夫が監督、妻がホラー映画のヒロインというカップル、これから増えるかも?
エミリーからジョンへ
ジョンとの仕事はとてもやりやすかったわ。ストレスを対処していける彼の能力には本当に驚かされた。常に監督として全ての問題を解決していかなくてはならない状況にあって、しかも終わりが見えないでしょ。帰途についてもスタジオからの電話に対応しているし、家に帰ってもセットデザイナーから電話があるし。朝、彼が目を開けた瞬間から、夜、目を閉じるまでの間、彼はずっとこの映画に消費し続けていたのよ。
そんな状況に対応しながらも、ちゃんと子供達に対しては身をもって存在し続けるの。私は心から感服したわ。彼がどれだけビジュアルな天性の才能に恵まれた人だったか、ということにも驚かされたわ。私は彼の凄さを過小評価していたの。まさか彼があんな風にカメラを動かす術を知っていたなんて(笑)!また絶対ジョンと働きたいわ。
ジョンからエミリー
監督をすることになったのはエミリーのアイデアなんだ。企画をもらった時は出演するつもりはなかったけれど、脚本を書き換えているうちに演じたくなってね。僕が夢中になっている姿を見た彼女が「あなたが監督すべきよ!」と言ったんだ。エミリーをキャスティングした理由は、真に素晴らしい女優だとすでに分かっていたから。でも彼女がクレイジーなことをやるのを見ているのはかなりハードだった。
バスタブの出産シーンも、見知らぬ人にどうやって演じてもらいたいか伝え方が分からないんだ。それらを他人にやらせるなんて僕にとっては想像するだけで困難だ。本作には脚本段階から撮影まで、全てにおいて彼女のアイデアがいっぱい詰まっているんだ。だから映画が終わる頃に僕は彼女に言ったのさ。「君が監督すべきだ」ってね!
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