伝説のバンド、クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を描く感動ドラマ「ボヘミアン・ラプソディ」が、いよいよ11月9日(金)に日本公開。その目前の11月8日に、メンバーを演じた3人のキャストによる来日記者会見が開催された。
マスコミでにぎわう会見場に現われた3人。初来日の感想を聞かれた主演のラミ・マレックは、
「東京に来て映画を祝うことができ、誇りに思います。クイーンは日本人だけでなく日本のカルチャーにも愛されたバンドなので、彼らの音楽のDNAに日本も入っているんです。僕が気に入っている写真の1つで、フレディがステージで着物を着たものがあるんですが、映画で使った着物を僕も大切にしているんです。クイーンは50回も日本に来ていたけど、そういった素晴らしい日本で、映画の公開をお祝いできることを嬉しく思っています」
“実在の人物を演じる難しさ”について聞かれたブライアン・メイ役のグウィリム・リーは、
「ものすごい責任やプレッシャーを感じました。ブライアン・メイ自身やファンを裏切ってはいけないという思いと同時に、モチベーションにもなり、今までにないくらい頑張ろうと思えました」
“フレディを演じる上で何を一番参考にしたか“と聞かれたラミは、
「フレディの役作りには1年間かけました。あらゆるステージをすべて見て、インタビューなどもすべて見ました。日本の方が撮ったホームビデオも見たんです!」
フォトセッション時には、3人の要望でマスコミとのセルフィーをする場面も。会見が終了するとロンドンバスに乗り込み、新作の撮影のため来日が叶わなかったロジャー・テイラー役のベン・ハーディの写真を囲み、まるでそこにクイーンが4人そろったかのように記念撮影を行うなど大はしゃぎ。クイーンメンバーを髣髴とさせる、メンバーの絆を見せてくれた。