英国人ボクサーによる戦慄の自伝的小説を、ジャン・ステファーヌ・ソヴェール監督×ジョー・コール主演で映画化。
刑務所でムエタイに希望を見いだした男の衝撃の実話
“地獄”と呼ばれる劣悪な環境のタイの刑務所に服役し、ムエタイでのし上がっていった英国人ボクサー、ビリー・ムーアの自伝的小説を、「ジョニー・マッド・ドッグ」のジャン・ステファーヌ・ソヴェール監督が映画化。「きみへの距離、1万キロ」などで注目される若手英国俳優のジョー・コールが徹底的に肉体改造しムーアに扮している。
「オンリー・ゴッド」のヴィタヤ・パンスリンガム、オリンピック金メダリストのボクサーだったソムラック・カムシン、8年間の刑務所服役経験者のパンヤ・イムアンパイらの共演。
再起を懸けてタイに渡った英国人ボクサー・ビリーだが、刑務所に収監され……
人生の再スタートを切ろうとタイに渡った英国人ボクサーのビリー・ムーア(コール)だったが、麻薬中毒となってしまった彼は逮捕され、チェンマイの刑務所に収監されてしまう。言葉も分からず頼る者もなく、汚職や囚人間のレイプが日常茶飯事の劣悪な環境。房内は人であふれ返り、寝る場所すらおぼつかない。希望を失いかけたビリーだったが、囚人たちのムエタイのチームがあることを知り、自分も参加したいと申し出る。
ビリーは刑務所内のムエタイ大会に外国人選手として初参加することに
最初はけんもほろろだったが、食い下がるビリーにようやくコーチのスティン(カムシン)から許可が出る。見違えるような真面目さで練習に励むビリー。そして刑務所内の全国大会に外国人選手として初めて参加することが決まり、所長(パンスリンガム)からも激励される。
いよいよ試合が始まった。
「暁に祈れ」
12月8日(土)より全国順次公開
出演/ジョー・コール、ヴィタヤ・パンスリンガム、ソムラック・カムシン
監督/ジャン・ステファーヌ・ソヴェール
配給/トランスフォーマー
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