『フランケンシュタイン』を生んだ女性作家の真実
ゴシック小説の名作、愛を求める孤独な怪物を描いた『フランケンシュタイン』はいかに誕生したのか。弱冠18歳でこの物語を描いたメアリー・シェリーに焦点を当てた名作誕生秘話。
メアリー役には「マレフィセント」のエル・ファニングが扮し、彼女を囲んで「高慢と偏見とゾンビ」の、「マイ・プレシャス・リスト」のベル・パウリー、トム・スターリッジらが共演。サウジアラビア初の女性映画監督となった「少女は自転車に乗って」のハイファ・アル・マンスールの2作目となる長編劇映画。
16歳のメアリーは天才詩人のパーシーと出会い、惹かれ合うが…
19世紀初頭のロンドン。高名な思想家の両親のもとに生まれた16歳のメアリー(エル)は継母と折り合いが悪く、亡き母の墓を聖域に小説の構想を練る日々。腹違いの妹クレア(ベル)はそんな彼女を慕っている。
妻との不仲を気にした父ウィリアムは、メアリーをスコットランドの友人のもとに送り出す。彼女はそこで天才詩人と評判のパーシー・シェリー(ブース)と出会い互いに惹かれ合う。クレアの仮病でロンドンに呼び戻されたメアリーを追って、パーシーもウィリアムの弟子になるという名目でロンドンへ。
パーシーには妻がいたのだが、メアリーはそれを承知で彼と駆け落ち。だがその先に待っていたのは思わぬ悲劇だった。そしてわずか18歳で経験した波乱万丈の人生が、一冊の小説として結実することになる。
「メアリーの総て」
12月15日より全国順次公開
出演/エル・ファニング、ダグラス・ブース、ベル・パウリー、トム・スターリッジ
配給/ギャガ
© Parallel Films(Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017
【インタビュー動画】エル・ファニングが本作について語る
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