編集部追記:2019年1月8日に公開されたコンテンツを2019年4月2日に一部更新しました
D・フィンチャーに代わり、ホラー界の新鋭が監督に抜擢
天才ハッカー、リスベットが依頼されたのは米国家安全保障局(NSA)へのハッキング。彼女にとってそれは簡単な仕事のはずだった。謎の一味が介入してこなければ……
スウェーデン発の人気ミステリー小説「ミレニアム」シリーズの第4作。前作「ドラゴン・タトゥーの女」の監督デーヴィッド・フィンチャーが製作総指揮に回り、「ドント・ブリーズ」の新鋭フェデ・アルヴァレスに監督を任せたハリウッドでの映画化第2弾。アルヴァレスは「マリアンヌ」のスティーヴン・ナイトらと共同で脚色にも参加している。
今回リスベット役に抜擢されたのはTV「ザ・クラウン」でエミー賞とゴールデングローブ賞をW受賞したクレア・フォイ。ミカエル役には「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」で注目されたスヴェリル・グドナソンが扮し、「ブレードランナー2049」のシルヴィア・フークス、「ゲット・アウト」のラキース・スタンフィールドらが共演している。
天才ハッカー、リスベットの凄惨な過去が明らかに
人里離れ雪に囲まれた邸宅で幼い姉妹がチェスをしている。父親が声をかけるが、姉のリスベットは双子の妹カミラの目の前で窓から身を投げ、降り積もる雪の中を逃げ去った。
16年後、ストックホルム。“女性を傷つける男を罰する”行為を繰り返しているリスベット(クレア)は、ハッカーとしての新しい仕事を依頼される。世界中の防衛システムに侵入可能なプログラム“ファイヤーフォール”の製作者バルデルから、NSAが持ち去ってしまったそれを取り戻してほしいと頼まれたのだ。
リスベットは無事任務に成功するが、NSA側も不正侵入に気づき、スペシャリストのニーダム(スタンフィールド)がストックホルムにやって来る。だが謎の一味がリスベットを襲い、プログラムは奪われた。リスベットは旧知のミカエル(グドナソン)を頼り、襲撃者の素性を調べる。そして判明したのは、敵の組織のリーダーが妹カミラ(シルヴィア)ということだった。
「蜘蛛の巣を払う女」
出演/クレア・フォイ、スヴェリル・グドナソン、シルヴィア・フークス
監督/フェデ・アルヴァレス
配給/ソニー・ピクチャーズ