『96 時間』シリーズなどアクション俳優としても広く支持されているリーアム・ニーソンが主演を務め、『パルプ・フィクション』『ジャンゴ 繋がれざる者』のプロデューサーとタッグを組んだ最新作『コールド・ロワイヤル』を2019年6月に全国公開することが決定した。

編集部追記:2019年2月13日に公開したコンテンツを2019年5月23日に一部更新しました

全米では『ファーゴ』やタランティーノ映画とも比較され高評価

画像: 全米では『ファーゴ』やタランティーノ映画とも比較され高評価

本作は2019年2月8日に世界で公開され、12カ国で初登場ナンバーワンヒットを記録したクライム・ムービー。北米は 2,630 スクリーンで公開され週末興行成績は11,030,233ドルで第 3 位の好スタートを記録。米大手映画レビューサイト ROTTEN TOMATOESでは75%フレッシュ(2月12日現在)という高評価を記録。これはリーアム・ニーソン主演のアクション、サスペンス、スリラー作品と比べてもトップレベルの高評価となっている。

〈参考数値:『フライト・ゲーム』60% 『トレイン・ミッション』57% 『誘拐の掟』67% 『96 時間/レクイエム』12% 『アンノウン』55% 『特攻野郎Aチーム』48% 『96 時間/リベンジ』22% 『96 時間』58% (Rotten Tomatoes より)〉

リーアムが今回演じるのは、闇のキャリアで身に付けた特殊なスキルで悪を討つ男……ではなく、模範市民賞を受賞するほど真面目な除雪作業員ネルズ。だが、息子を殺されたことで彼の怒りに火が付く! 復讐の鬼と化した男は、除雪キャリアで身に付けた土地勘と体力で敵を追い詰めていく。

対する敵はクセモノばかり。健康志向の麻薬王、見かけ倒しの金髪モヒカンチンピラ、年間100泊でモーテルの清掃員ナンパに命を懸けるギャング、依頼をチクる殺し屋、恋愛体質の中年マフィア幹部、殺人事件にテンションがあがる田舎の警官など、登場人物ほぼ全てが強烈。さらに敵が敵を呼び、気付けば2つのマフィアと警察を巻き込んだ、クセモノだらけの四つ巴の戦いが巻き起こり、復讐は思わぬ方向に!

監督はノルウェーの鬼才ハンス・ピーター・モランド。ステラン・スカルスガルド主演で製作した自身の監督作『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』(2014)をハリウッドでセルフリメイク。再度スカルスガルドを主演に迎えたモランドの新作『OUT STEALING HORSES』は現在開催中のベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品されており、今後注目の集まる事必至の才能。

共演は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のローラ・ダーン、『オリエント急行殺人事件』のトム・ベイトマン、『デイ・アフター・トゥモロー』のエミー・ロッサム。

アメリカの批評家からは『ファーゴ』、タランティーノ映画に言及するレビューが多数寄せられる高評価。今までのリーアム作品にはない、新たなクライムムービーがここに誕生する!

コールド・パシュート(原題)
2019年6月全国ロードショー
配給:KADOKAWA

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