30年続いた平成は、映画界でもいろんなことがありました。今回は「王様のブランチ」でたくさんのスターにインタビューを行ってきた映画コメンテーターLiLiCoさんに、平成来日スターのイイ話から驚きの爆笑ネタまで振り返っていただきました。
画像: LiLiCoが激白!平成映画界、スターの意外な素顔とは?

LiLiCo
タレント/映画コメンテーター。TBS「王様のブランチ」などで数多くのスターにインタビューを行ない、俳優からの信頼も厚い。

あのスターがえぇ!?っていう意外な素顔、ぶっちゃけます!

印象に残っているスターって、やっぱり楽しい人、ノリのいい人ですね。たとえばヴィン・ディーゼル。「王様のブランチ」を見ているほとんどの人が見たいのは、やっぱりあの肉体、あの筋肉でしょう!ところがヴィンさん、インタビューに革ジャンでやって来た。思わず、そりゃないよ…って言っちゃった。そうしたらプイっと部屋出ちゃって。ヤバ、怒らせちゃったかな(汗)って思ってたら、数分後にムキムキのタンクトップ姿で「イエーイ!」って出て来てくれたんです。こういう“わかってくれるスター”って、プロだな、素晴らしいなって思いますね。

逆に、笑っちゃうくらいまるでわかってくれなかったのがウィル・スミス。毎回ノリノリでメチャ楽しい人なので、「スーサイド・スクワッド」のレッドカーペット取材に、ブッ飛んでる映画だからって、過激なプロレスラーのメークして行ったんです。羽根つき衣装で目の周り真っ黒に塗って(笑)。そうしたらウィル、『ヘイLiLiCo、また会ったね〜。元気だったか!?』いや、この恰好をツッコんで…『今日はどんな質問だい?』…メークも完全にスルーされて、私ゃただのヘンな人(笑)。あの時は相当恥ずかしかったです。

画像: いつもハイテンションで超楽しいウィル・スミス

いつもハイテンションで超楽しいウィル・スミス

ツッコミじゃなくてボケてくれるスターは結構いますね。意外なところではヒュー・ジャックマン。「X-MEN」の取材に行ったら、部屋の床に巨大なXマークが描かれていたんです。思わず『すごーい。これカッコいい!』って言ったら、『だろ〜。大変だったんだから!』って。いやいや、アンタ描いてないでしょ的なツッコミしたらアハハハ!って大笑い。ヒューはこういう冗談が好きな人です。

ジョニー・デップで笑ったのは、ホテルの廊下の台座の上にアヒルの彫刻が置いてあって、手に取ろうとしたら台座にくっついていて離れない。照れ隠しにムキになって台座ごと持ち上げていたけど、何やってんだ、この人は?って感じでなんか可愛かったですね。

仕事を離れて飲み友達になる人もいます。クエンティン・タランティーノとかジェラルド・バトラーとか。この人たちには散々な目に遭わされてます(笑)。ある時、タランティーノと飲みに行ったら「フラッシュダンス」の曲がかかったんです。嬉しくなってガンガン歌ったら、最後にザバーッて水かけられた。ああ、あのシーンのパロディーね、わかるけど服びしょびしょ。どーしてくれんだ(笑)。

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