2018年秋、台湾で同姓婚を巡る是非の国民投票が話題となっていた中公開され、話題となった
映画『バオバオ フツウの家族』(原題:親愛的卵男日記)の日本公開が、2019年9月に決定した。
画像1: 妊活を始めた二組の同性カップルを描く『バオバオ  フツウの家族』公開決定

ジョアンとシンディ、チャールズとティムという、 二組の同性カップルが子供を持ちたいという願望から始まるこの物語は、ウェイ・ダーション(魏徳聖)、トム・リン(林書宇)、ヤン・ヤーチェ(楊雅喆)等、今や時代を牽引する監督達を輩出した台湾で新人登竜門として一番大きな脚本賞のコンペから生まれ、映画化されている。

「赤ちゃんが欲しい」と、ロンドンに住む2組の同性カップルが協力して妊活を始めるところから物語は始まる。双子を妊娠したシンディは、ひとりロンドンから台湾に戻る。不安と悲しみに満ちた彼女が頼ったのは幼馴染の警官タイだった。

かねてよりシンディを密かに思っていたタイは、理由も聞かずに自分がお腹の子の父になると言うのだが、シンディの心は癒されない。子供を持って家庭を築きたいと願うシンディとジョアンがようやく待望の子宝に恵まれたのに、なぜ彼女はひとりで帰国したのか…。

画像2: 妊活を始めた二組の同性カップルを描く『バオバオ  フツウの家族』公開決定

主人公4人をイメージさせるイラストを描いたのは、イラストレータ―の田辺ヒロシ。繊細なタッチのイラストでファンも多く、ファッションブランドや化粧品などのコラボなど、世界的に注目を集めるイラストレーターが今回参加。また、ポスターデザインを橘高つむぎ(ビームス)が担当。繊細なイラストを活かしたロゴとデザインが、映画の魅力を伝えている。

ジョアン役を演じるのは、日本ではドラマ『流星花園』(台湾版ドラマ「花より男子」)、道明寺司の婚約者役で知られる女優クー・ファンルー(柯奐如)。このたび彼女の来日が決定し、4月29日(月)には渋谷アップリングで劇場公開にさきがけ行われる、1回だけの特別上映で舞台挨拶を実施する予定。

また、4月28日(日)、29日(月)に代々木公園で行われる東京レインボープライド2019のステージにも登場予定。

バオバオ フツウの家族
2019年9月新宿 K’s cinema にて公開
配給:オンリー・ハーツ/GOLD FINGER
©Darren Culture & Creativity Co.,Ltd

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