ダーク・フェニックスを止めることはできるのか?!
突然変異によって特殊能力を得たミュータントたちで結成されたX–MENは、平和を守ることによって人類と共存していた。
しかし、ある日、宇宙でのミッションに出たジーン・グレイ(ソフィー)が、事故によって謎の光線を浴びてしまう。それによって彼女の持つサイコキネシスやテレパシーの能力が暴走。さらに彼女の中に眠っていたダークサイドの人格〝ダーク・フェニックス〞が覚醒してしまう。チャールズ(マカヴォイ)たちはかけがえのない家族であるジーンを救おうと手を差し伸べるが、それが取り返しのつかない悲劇を引き起こすことに...。
そのことがジーンの精神を追い詰め、ますますダーク・フェニックス化を促進してしまう。暴走する彼女の強大なパワーは、チャールズのかつての親友で宿敵でもあるマグニートー(ファスベンダー)をもってしても止めることができない。さらに謎の女(ジェシカ)がジーンに近づき、その力を利用しようと企んでいた。果たしてダーク・フェニックスを止めることはできるのか......
ココに注目!!
1. 敵だらけのX-MENに勝機はあるのか?
これまで何度も人類から危険視されながら、平和を守り共存の姿勢を取り続けていたX-MEN。しかし彼らの中からダーク・フェニックスという危険な存在が出たことで再び敵視されることに。そんな状況で最強のパワーを誇るダーク・フェニックスに勝てるのか?
2. 監督にとって念願のリベンジ作品
サイモン・キンバーグが初めてシリーズに関わった「X-MEN:ファイナルディシジョン」もダーク・フェニックスを扱っていた。しかし製作のごたごたからミュータント治療薬のエピソードが加えられ中途半端な印象になってしまった。したがって本作は彼にとっては念願の仕切り直しとなり、よりこのテーマが深く描かれている。
3. 主要メンバーが死亡する!?
監督は『今回の作品はX-MEN映画で最もダークな作品になる』という発言で、ショッキングな展開になることを示唆している。それは主要メンバーが物語の半ばで亡くなってしまうことなのだ。予告編に葬儀のシーンが描かれていることでそれは明らか。しかも、メンバーからはさらなる犠牲者が出る可能性もあるのだという...。
4. 原作は人気エピソード
原作でも人気のエピソード「ダーク・フェニックス・サーガ」を基に、X-MENの中心メンバーであるジーン・グレイにスポットを当てた作品。彼女の人格の中に眠るダークサイドである“ダーク・フェニックス”が目覚め、地球の全生命体の脅威になった時、はたしてX-MENの選択は?
X-MEN:ダーク・フェニックス
2019年6月21日(金)公開
原題:ダーク・フェニックス /アメリカ /2019 /20世紀フォックス
監督:サイモン・キンバーグ /出演:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、 ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホールト、ジェシカ・チャステーン
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation