INTRODUCTION
スティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマンの二大スターが共演した脱獄映画の金字塔「パピヨン」を、製作から45年の時を経て、新たなスタッフ・キャストで映画化。フランスの作家アンリ・シャリエールが壮絶な実体験をつづった自伝を基に、終身刑を宣告された男パピヨンの13年間に及ぶ命をかけた脱獄劇を描く。
主人公パピヨンを演じるのは「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナム。彼と熱い友情で結ばれる偽札作りの天才ドガを「ボヘミアン・ラプソディ」のオスカー俳優ラミ・マレックが演じる。監督はデンマークの新鋭マイケル・ノアー。原作小説と年版の映画の両方を基にし、オリジナル映画にはなかったパリのエピソードも追加されている。
オリジナル版「パピヨン」とは?
13年間の獄中生活で9回もの脱獄を試みた作家アンリ・シャリエールの自伝小説を基に1973年に製作された脱獄映画の金字塔。主演スティーヴ・マックィーンの熱演と、相棒ドガを演じたダスティン・ホフマンの豪華共演も話題を呼び、大ヒットを記録した。スタッフにも錚々たる顔ぶれが並び、監督は「猿の惑星」のフランクリン・J・シャフナー、脚本は「ローマの休日」のダルトン・トランボが手がけ、テーマ曲“パピヨンのテーマ”はアカデミー賞作曲賞にノミネートされた。
主要人物をチェック!
自由を求める終身刑囚
パピヨン(チャーリー・ハナム)
暗黒街のボスに殺人の濡れ衣を着せられた終身刑囚。金庫破りの天才で、ケンカにも強いタフな性格。囚人ドガと熱い友情で結ばれ、自由と希望を諦めず何度も脱獄を試みる。
偽札作りの天才
ドガ(ラミ・マレック)
通貨偽造の罪で終身刑となる。金目当ての囚人から命を狙われ、脱獄への協力と引き換えにパピヨンに身を守ってもらうことに。臆病で体が弱いが、絶望を耐え抜く強さも持つ。
自由を手に入れるための長く険しい道とは
1931年のパリ。胸元の蝶の刺青から〝パピヨン〞と呼ばれる男(ハナム)は金庫破りの天才だったが、ある日、雇い主であるボスから殺人の罪を着せられ、終身刑の判決を受けてしまう。
彼が送り込まれた先は、フランス領ギアナの悪名高い流刑地。熱病が流行し、リンチや公開処刑が横行する悪夢のような場所だった。囚人はそこで死ぬまで強制労働を強いられる。
パピヨンは脱獄を決意するが、それにはボートや食料を入手するための資金が必要だった。そこでパピヨンは偽造紙幣で逮捕された死刑囚ドガ(マレック)に目をつけ、彼の身を守ることと引き換えに脱獄資金を手にしようとする。これが二人の奇妙な友情と、自由を手に入れるための長く険しい道の始まりだった。
パピヨン
2019年6月21日(金)公開
原題:蝶/アメリカ/2017/2時間13分/トランスフォーマー
監督:マイケル・ノアー/出演:チャーリー・ハナム、ラミ・マレック、イヴ・ ヒューソン、ローラン・モラー
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