4人のハリウッドスターを迎えたサスペンス西部劇
「君と歩く世界」などのフランスの名匠ジャック・オーディアール監督の初の英語作品で、4人のハリウッドスターを迎えたサスペンス西部劇。黄金に魅せられ、手を組むことになった4人の男たちの交錯する思惑と予測不能の運命を描く。2018年のベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞。
「シカゴ」のジョン・C・ライリー(カバー画像右)と「ドント・ウォーリー」のホアキン・フェニックス(カバー画像左)が主人公の殺し屋兄弟に扮し、ジェイク・ギレンホール、リズ・アーメッドらが共演。
1851年、オレゴン州。一帯を仕切る顔役から依頼された殺し屋、イーライ(ライリー)とチャーリー(フェニックス)のシスターズ兄弟は、連絡係モリス(ギレンホール)が追うウォーム(アーメッド)という男を始末することになる。ウォームは化学者で、川中の金を見分ける化学式を発見したので、それを聞き出し殺せというのだ。
兄弟は二人を追うが、モリスはいつしかウォームの語る理想に魅せられ仲間になっていた。そして兄弟もまた別の追っ手に対抗するため二人と手を組む。
原作に惚れ込んだライリーが自ら映画化権を獲得
本作は“ブッカー賞”最終候補になったパトリック・デウィットの小説が原作。その小説に魅了された読者の一人が主演のライリーだった。24時間で一気に読破した彼はすぐ映画化権を獲得したという。
ゴールデン・リバー
2019年7月5日公開
原題:シスターズ兄弟/スペイン、ルーマニア、ベルギー、アメリカ/2018/2時間2分/ギャガ
監督:ジャック・オーディアール
出演:ジョン・C・ライリー、ホアキン・フェニックス、ジェーク・ギレンホール、リズ・アーメッド
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