主演はカトリーヌ・ドヌーヴ、イーサン・ホーク、ジュリエット・ビノシュ
昨年のカンヌ国際映画祭で日本映画21年ぶりの快挙となる最高賞“パルムドール”を受賞し、興行収入46億を超える大ヒットとなった是枝裕和監督『万引き家族』。今や世界中で新作が待ち望まれる是枝監督の、長編14作目となる最新作にして初の国際共同製作映画、『La Vérité』(原題)の邦題が、『真実』に決定し、ギャガ配給にて2019年10月11日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国公開が決定した。
是枝監督の元に、世界トップレベルの俳優陣が集結した本作は、全編フランスにて撮影。
主演は映画界の至宝といわれる『シェルブールの雨傘』(63)のカトリーヌ・ドヌーヴ。自身のイメージとも重なるような「国民的大女優」役を演じている。彼女の娘役に『ポンヌフの恋人』(91)のジュリエット・ビノシュ、娘婿役にアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされた『6才のボクが、大人になるまで。』(14)のイーサン・ホークら錚々たるキャスト陣を迎え、母と娘の間に隠された、ある「真実」を巡って物語が展開する。
全ての始まりは、国民的大女優が出した【真実】という名の自伝本
国民的大女優ファビエンヌが自伝本【真実】を出版。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール、テレビ俳優の娘婿ハンク、ふたりの娘のシャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、そして長年の秘書……お祝いと称して、集まった家族の気がかりはただ1つ。「一体彼女はなにを綴ったのか?」
そしてこの自伝は、次第に母と娘の間に隠された、愛憎渦巻く「真実」をも露わにしていき――。
というストーリーは監督自身が8年も構想を練ったもの。どんな作品に仕上がっているか今から楽しみだ。
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