注:これらの共演作には各々が同じシーンに登場しないものも含まれます。
ホークアイとファルコンの共演作がアカデミー賞受賞
このティルダとポン・ジュノ監督の「スノーピアサー」で共演しているのが、先ほども登場したクリス・エヴァンズだ。彼はSF「サンシャイン2057」で「ドクター・ストレンジ」のウォンことベネディクト・ウォン、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に日本のやくざ役でチラリと登場した真田広之と共演していたし、日本劇場未公開だが「ルーザーズ」(実はDCコミック映画)では「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモーラことゾーイ・サルダナ、「マイティ・ソー」のヘイムダルことイドリス・エルバと共演。
そしてこのエルバと異色ゾンビ映画「28週後…」で共演していたのがホークアイことジェレミー・レナー。本作にはマリア・ヒルこと無名時代のコビー・スマルダーズも出ていたという説も。レナーといえば、彼の出世作「ハート・ロッカー」ではファルコンことアンソニー・マッキーと共演。レナーの妻役に「アントマン」シリーズのワスプことエヴァンジェリン・リリーが扮していた。近作では「ウィンド・リバー」でレナーとスカーレット・ウィッチことエリザベス・オルセンがダブル主演したのは記憶に新しいところ。
スカーレット・ウィッチとロキが夫婦になったことも?
スカーレット・ウィッチの弟でクィックシルバーを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンとエリザベスは「GODZILLA ゴジラ」では夫婦役で共演し、「アイ・ソー・ザ・ライト」ではロキことトム・ヒドルストン(歌手ハンク・ウィリアムズ役)と夫婦役を演じた。
そんなエリザベスと「オールド・ボーイ」で危ない関係に陥ったのがサノス=ブローリンだ(本作にはサミュエル・L・ジャクソンも共演)。ブローリンは先述の「ヘイル・シーザー!」など犯罪の匂いがする映画が得意で、「L. A. ギャング・ストーリー」ではアンソニー・マッキー、「アントマン」のルイス役マイケル・ペーニャを部下に抱え、汚職警官に扮した「アメリカン・ギャングスター」では彼が牛耳る麻薬組織に「ドクター・ストレンジ」のモルドことチュイテル・イジョフォーがいた。
イジョフォーが主演したオスカー作品賞受賞作「それでも夜は明ける」に出ていたのが「ブラックパンサー」のナキアことルピタ・ニョンゴとカンバーバッチ。そのカンバーバッチはスティーヴン・スピルバーグ監督作「戦火の馬」でロキ=ヒドルストンと共演していたことを覚えているファンも多いはず。また待機中の新作「カレント・ウォー」で彼はトーマス・エジソンを演じていて、スパイダーマンことトム・ホランドと共演。早く日本でも見たいものだ。