天才子役と呼ばれた「リトル・ダンサー」から20年。最近はアクの強い個性的な役柄が多かったジェイミー・ベルだが、「ロケットマン」では映画の“良心”ともいえるバーニー・トーピン役を繊細な演技で魅せている。エルトンのために詞を作り続け、どんな時でも誠実な友人であり続けた男。彼がいなければエルトン・ジョンという不世出のミュージシャンは生まれ得なかっただろう。そんなバーニーの優しさと誠実さを見事に演じ切ったジェイミー・ベルへのスペシャルインタビューを大公開!

誠実なキャラクターを見事に体現!ジェイミーにときめく理由

レコード会社の紹介で初めてバーニーがエルトンの前に現われた時、観客はきっと一目で彼に恋してしまうだろう。70年代らしい長髪に革ジャンのロッカー姿がこんなに似合うって!そしてどんな時もエルトンを見守り続けたバーニーの優しさがにじみ出る誠実な演技にときめかない人はいないはず。

PROFILE

name
Jamie Bell

birthday/age
1986.3.14(33)

イギリス・ビリンガム生まれ。14歳の時に「リトル・ダンサー」(2000)の主役に選ばれ英国アカデミー賞を受賞、天才子役として世界的な脚光を浴びる。その後「キング・コング」(2005)、「スノーピアサー」(2013)、「ファンタスティック・フォー」(2015)などに出演。エヴァン・レイチェル・ウッドと結婚し一男をもうけるが離婚、2017年にケイト・マーラと再婚。

「エルトンとバーニーの結びつきは“奇跡”だよ」

『エルトンのヒット曲はほぼすべてバーニー作詞、エルトン作曲のものだ。だけど一緒に作っているわけではなく、バーニーが詞を送りそれにエルトンが曲をつける。エルトンはバーニーの詞に自分では表現できない何かを感じ、それがきっかけで彼の頭の中から驚くべきメロディーが溢れてくる。それは才能の見事な融合、まさに奇跡だよ』

ーエルトンとバーニーの関係についてどう感じましたか?

『エルトンの人生には多くの葛藤がある。だからバーニーのように、ただそばに居続けてくれる存在が何より大切だったんだ。彼らは互いに愛情を持ち、とても絆が深いんだ』

ータロン・エガートンの演技はどう でしたか?

『演技も歌も本当に素晴らしかった。見事なエルトンだったけど、モノマネとは違う。これは大きな違いだ。タロンは人には見えないエルトンの隠れた顔を表に引き出して、暗い部分まで表現してみせた。驚くべき演技だよ』

ー本作のメッセージは何でしょう?

『ありのままの自分でいないと心が死ぬということ。だから自分を大切にしよう、というものだと思う』

「ロケットマン」
2019年8月23日(金)公開
東和ピクチャーズ配給

Gareth Cattermole/Contour/Getty Images

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