タロン・エガートンの魂の熱演に感動!
グラミー賞5度受賞、〝ユア・ソング〞〝グッバイ・イエロー・ブリック・ロード〞など数々の名曲を生み出した人気アーティスト、エルトン・ジョン。成功の道を駆け抜けてきたかに見える彼だが、実はその道のりは孤独と苦悩に満ちたものだった。そんな伝説の天才ミュージシャンの光と影を珠玉の名曲に乗せて描く、感動のミュージック・エンターテインメント大作。
「ボヘミアン・ラプソディ」の最終監督だったデクスター・フレッチャーが監督を手がけ、「キック・アス」のマシュー・ヴォーンが製作、エルトン自身が製作総指揮を務めている。「キングスマン」のタロン・エガートンが圧巻のパフォーマンスでエルトン役を熱演。他にジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワードらが共演。
エルトン・ジョンの知られざる真実とは?
子供の頃から天才的な音楽の才能を発揮していたレジナルド・ドワイト、後のエルトン・ジョン。だが両親の仲は悪く離婚。彼は親の愛情を一度も受けることなく孤独な少年時代を送る。彼にとって音楽だけが支えだった。やがてエルトン(エガートン)は、バンドマンとしてレコード会社と契約。そこで生涯の友となるバーニー(ベル)と出会ったことでその才能は一気に開花。アメリカに進出しロックスターとして大成功を収め、すべての栄光を手に入れる。
だが、恋人でもあったマネージャーのジョン(マッデン)に操られ、気がつけば酒やドラッグなしでは生きていけないひどい状態に。それでもステージの上では笑顔で歌い踊り続けるエルトン。孤独と絶望を抱えつつ、破滅へと突き進むその先に待っていたものは……
中心はこの4人
世界的なスーパースター
エルトン・ジョン(タロン・エガートン)
ロック&ポップス界最高のスーパースター。あらゆる栄光を手にしたが心には消えない傷が。
エルトンの一番の理解者
バーニー・トーピン(ジェイミー・ベル)
エルトンの楽曲の詞は彼が書いている。50年間に渡るエルトンの親友にして最大の理解者。
息子を認めなかった母親
シーラ(ブライス・ダラス・ハワード)
エルトンの派手好きな母。生涯、彼に愛情を注ぐことなく才能を認めることもなかった。
裏で操るマネージャー
ジョン・リード(リチャード・マッデン)
愛もないのにエルトンの恋人となり、やがてマネージャーとなってエルトンのすべてを操り奪った男。
ここに注目!
エルトン本人も絶賛!タロンの熱演に号泣必至
タロンの卓越した歌唱力(「SING/シング」でもエルトンの曲を歌っている)が評価されたのは事実だが、監督やエルトンが絶賛したのは彼が魅せた“繊細さ”。アカデミー賞候補になる可能性もあるかも?の名演を見せる。
デクスター・フレッチャー監督のイマジネーションに感嘆
時にミュージカル風に時にファンタジックに、エルトンの楽曲をシーンにピタリと嵌め込み、彼の心情を伝えてみせる手法は手品のよう。「ボヘミアン・ラプソディ」の最終監督を務めたフレッチャーの手腕が光る。
「ロケットマン」
2019年8月23日(金)公開
原題:ロケットマン/アメリカ/2019年/2時間1分/東和ピクチャーズ配給
監督:デクスター・フレッチャー出演:タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワード、ジェマ・ジョーンズ
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