この日、全世界で行なわれたバットマン・アニバーサリー・イベント
9月21日はバットマンの日。しかも今年は生誕80周年ということで、全世界をつないで記念イベントが行なわれました。世界13都市で、夜8時、バットシグナルが夜空に点灯する!というイベント。メルボルンに始まり、東京、ベルリン、ローマ、パリ、ロンドン、ニューヨークそしてロサンゼルスへと向かうリレー・イベント。こりゃ派手ですね。
日本では渋谷のど真ん中のファッションビル、MAGNET by SHIBUYA109の屋上で点灯セレモニー。ゲストはなんとDCコミックの伝説的アーティスト、ジム・リー。バットマンの魅力を大いに語ってくれると同時に、その場で絵を描いてくれるという超貴重なライブドローイングを。質問に答えながらさくさく絵を描いていく姿は、ほとんど超絶。
ちなみに会場にはDCキャラクターのコスプレをしたアンバサダーたちがずらりで、でもみんな楽しそう。ジム・リーを見れてニコニコ、点灯式に立ち会えて感動、があふれかえってました。その後、サインを添えて原画のプレゼント抽選会をしたのですが、当たった人の喜びぶりがハンパなくて、そういうファンの熱量が渋谷の夜を熱く焦がしていました。
という間に、点灯の瞬間まであとこんな時間。みんなでカウントダウンの練習です。ジム・リーいわく「こういうバットマンごっごみたいなのが僕の原点。9歳のころに戻ったみたい。楽しすぎるよ。みんなでバットマンになったり、ゴードン警部になったりして遊んだものさ」。じゃあ、今日はバットシグナルを点ける役だから、ゴードンかな? という間に3、2、1、バットマ~~~ン!
「僕は大友克洋さんとか、日本のマンガ家にすごく影響をうけてきた。だからこの日本で、この渋谷で、セレブレイト・イベントができて本当に嬉しい。ずっと考えていたんだ、何でバットマンは80年間も人気を得てきたのかって。答えはひとつ、ファンが『情熱を持って』応援してくれたから。今日のみんなの姿を見てるとそれを実感するよ。次の80年もDCとバットマンを愛してください!」
と。ジム・リーのコメントでした。