特別招待作品
毎年映画ファン垂涎の部門。今回オープニングに選ばれたのは誕生50周年を迎える記念作「男はつらいよ お帰り 寅さん」(山田洋次監督)で、GALAスクリーニングの周防正行監督作「カツベン!」も決定。
さらにマーティン・スコセッシ監督の「アイリッシュマン」、アリシア・ヴィカンダー(来日予定)主演の「アースクエイクバード」、マット・デーモン&クリスチャン・ベール共演「フォードvsフェラーリ」、トロント映画祭で最高賞受賞の「ジョジョ・ラビット」、スカーレット・ヨハンソン主演「マリッジ・ストーリー」、「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」など超話題作がいち早く見られる。
コンペティション
世界各国から応募のあった長編作品から14作を厳選。スペインのアリツ・モレノ監督の「列車旅行のすすめ」、フランスのドミニク・モル監督の「動物だけが知っている」、イランのサイード・ルスタイ監督の「ジャスト6.5」、中国のワン・ルイ監督の「チャクトゥとサルラ」、トルコのレイス・チェリッキ監督の「湖上のリンゴ」、デンマークのフラレ・ピーダセン監督の「わたしの叔父さん」、そして日本から手塚眞監督の「ばるぼら」、足立紳監督の「喜劇 愛妻物語」などの力作の中から、チャン・ツィイー審査員長らがグランプリなど各賞を選出する。
ワールド・フォーカス
各国の映画祭受賞作などから日本公開未定の作品を選出。ベネチア国際映画祭で脚本賞を受賞した「チェリー・レイン7番地」はじめ、ブリランテ・メンドーサ監督「ミンダナオ」、オリヴィエ・アサイヤス監督「WASP ネットワーク」などの他、今回はラテンビート映画祭とのコラボでアレハンドロ・アメナーバル監督の「戦争のさなかで」なども紹介。
アジアの未来
中東から東アジアまで、アジアの新鋭監督たちが手腕を競うコンペ部門。韓国から「エウォル~風にのせて」「失われた殺人の記憶」、イランから「50人の宣誓」「死神の来ない村」、香港から「ある妊婦の秘密の日記」「ファストフード店の住人たち」、中国の「夏の夜の騎士」、フィリピン他の「モーテル・アカシア」のフレッシュな8作が出そろう。