今から35年前、アクション映画に革命を起こした「ターミネーター」と、その7年後に映画史を塗り替える大ヒットを記録した「ターミネーター2」。この“伝説”を生んだ3人、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、ジェームズ・キャメロンが奇跡の再結集を果たした「ターミネーター:ニュー・フェイト」。正真正銘、シリーズの正当な遺伝子を受け継ぐ最新作。期待度MAXの本作の見どころを要チェック!

新たな最強伝説を彩る登場人物たち

消滅から28年、再び立ち上がる最強の守護者
T-800型ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)

第1作ではサラ・コナーを殺すため、第2作ではジョン・コナーを守るために未来からやってきた旧型ターミネーター。第2作のラストで自ら溶鉱炉に沈み消滅したはずだが…今作では外見上は歳をとった姿で登場。サラと共にダニーを守るミッションに手を貸す。

かつて人類滅亡を食い止めた伝説の女性戦士
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)

未来世界で人類のリーダーとなるジョン・コナーの母親。息子を殺しにやってくるターミネーターを倒すため、肉体を鍛え戦闘技術を習得。ターミネーターへの憎しみを忘れられず、何十年も彼らをハントする生活を送っている。ダニーを救いにくるがその真意は?

超人的身体能力を持つスーパー・ソルジャー
グレース(マッケンジー・デイヴィス)

彼女が殺されれば人類は滅亡する
ダニー・ラモス(ナタリア・レイエス)

(左:ダニー・ラモス/右:グレース)

メキシコシティーの自動車工場で働いている21歳の女性。突然現れたREV-9に殺されそうになったところをグレースに救われ、一緒に逃避行の旅を続ける。グレースによれば“彼女が殺されれば、人類は滅亡する”。弟ミゲルがいる。

REV-9からダニーを守るため、未来から送られてきた謎のスーパー・ソルジャー。超人的な身体能力を持つが、ターミネーターのようなマシンではなく、人工的に強化された“人間”。ただしそのパワーや戦闘力はターミネーターに匹敵する。

これまでの常識を破壊する最凶の抹殺者
ターミネーターREV-9型(ガブリエル・ルナ)

ダニーを抹殺するため未来から送られてきた最新型ターミネーター。T-800型とT-1000型の両方の特性を兼ね備えており、硬い金属骨格を変幻自在の流体金属が覆っている。しかも二つは別々に行動することが可能。つまり二体のターミネーターに分裂できるのだ。

気になるストーリーは

メキシコシティーの工場で働く21歳の女性ダニー(ナタリア)は、ある時何の前触れもなく命を狙われる。襲ってきたのは、未来からやってきたターミネーターREV-9(ルナ)。なぜ自分が狙われるのかまったくわからないまま必死に逃げるダニーだが、すぐにREV-9に追いつめられてしまう。

絶体絶命の彼女を救ったのはグレース(マッケンジー)という謎の女性。彼女は人間離れした驚くべき戦闘スキルでREV-9を撃退。ダニーを連れて逃亡するが、決して死なないREV-9は彼らを執拗に追いかけてくる。そんな彼らに手を差し伸べたのは、“審判の日”を阻止し人類の未来を救った伝説の戦士サラ・コナー(リンダ)だった。だが『未来は変えても運命は変わらなかった』とグレースは言い、サラはREV-9の壊滅に力を貸すことに。そして彼女たちが向かった先にいたのは、28年前に溶鉱炉に落ちて消え去ったはずの“あいつ”だった。

「ターミネーター:ニュー・フェイト」
2019年11月8日(金)公開

原題:ターミネーター:暗黒の運命/アメリカ/2019年/2時間9分/配給:20世紀フォックス映画
監督:ティム・ミラー/出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、ナタリア・レイエス
© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

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