アクション映画の歴史を変えたといわれる「ターミネーター」シリーズ。今回の最新作「ニュー・フェイト」は、伝説の大ヒット作「ターミネーター2」の正当な続編として大きな話題を呼んでいます。今回はターミネーターシリーズに登場するキャラクターとマシンを徹底解説!(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)

次はマシンを整理しよう

T-800

画像: 本体は機械だが皮膚は生体なので老化する

本体は機械だが皮膚は生体なので老化する

二足歩行のヒト型アンドロイドで、身長はおよそ190センチ。骨格は金属でできており、生体組織に覆われていて、一見すると人間にしか見えない。すべての行動はプログラミングに基づいている。動力源の寿命は120年ほどで、この動力源を破壊しないかぎり起動し続ける。ボディの損傷を自分で修理する機能あり。なお「ターミネーター3」にはアップデートされたT-850が登場した。

自己修復も可能

T-1000 (「ターミネーター2」に登場)

ロバート・パトリック

2029年に開発された、T-800以上のスペックを誇るターミネーター。ボディは液体金属で、隙間さえあればあらゆる場所をすり抜ける。擬態能力により、あらゆる人間になりすますことが可能。擬態する相手が発した言葉を記録し、それを声色とともに再現。部分的な金属化も可能で、腕を鋭角の円錐状にしてターゲットを刺し殺す。弾丸も爆破も液状化することでかわすことができる。

T-1000 (「ターミネーター5」に登場)

画像: T-1000 (「ターミネーター5」に登場)

1984年の世界に新たに送り込まれたターミネーター。基本スペックは「ターミネーター2」のT-1000に同じ。最初は東洋系の警官に擬態し、後にはカイル・リースにも擬態。強酸に弱く、サラが仕掛けた罠により完全な機能停止状態に。

T-600(「ターミネーター4」に登場)

画像: T-600(「ターミネーター4」に登場)

対人類軍用の最初のヒト型ターミネーター。ボディはチタン合金で、人を模したゴムを皮膚代わりにする。暗い場所では一見、人間のようだが、間近で見るとそうではないことがわかる。銃やグレネードランチャーを装備しており、もちろん腕力は人間をはるかに凌ぐ。頸部の後方にチップが埋め込まれており、これを破壊されると動きが鈍る。

T-X (「ターミネーター3」に登場)

クリスタナ・ローケン

対ターミネーター用の2032年製ターミネーター。T-1000と同様の液体金属で、こちらも人間への擬態が可能。学習能力が高く、美女に擬態して美貌という武器を遺憾なく発揮。しかし、何よりの武器は内蔵された多くの兵器。右腕の部分にはプラズマ砲や火炎放射器が、左腕にはあらゆる電子機器を操るトランスジェクターが内蔵されている。コンピューターやインターネットのへのアクセスも可能で、電脳世界のすべての情報を収集。

TOK-715(TV版に登場)

サマー・グロー

2027年製。スカイネットにとらえられたレジスタンスの女性兵士アリソン・ヤングを模して作られた。人類軍への潜入・情報収集を任務としていたが、ジョンに捕らえられプログラム修正され、コナー母子を守るために1999年の世界に送り込まれた。キャメロン・フィリップスという人間名を持ち、1999年の世界では建前上、ジョンの妹として振る舞う。戦闘能力に長け、怪力を持つが、とりわけ接近戦での戦いぶりは特筆すべきものがある。

Photo by Aaron Rapoport/Corbis via Getty Images, Sunset Boulevard/Corbis via Getty Images

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