2020年1月10日(金)の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」ブルーレイ&DVDリリースに先駆け(デジタル先行配信中)、作品に登場する100のキーワードをレクチャーするガイド記事を4回にわたり公開。初回はNo.1~26までのキーワードを紹介する。(解説:井上健一)

08ターザン(ロン・エリー)

「ターザン」の物語は繰り返し映像化されてきたが、リックが「出演した」と語るのは、1966~68年に2シーズンが放送されたテレビ版。ターザン役のロン・エリーは、「南太平洋」(58)「ドクサベージの大冒険」(75)などでも活躍した。

09巨人の惑星

「タワーリング・インフェルノ」(74)のプロデューサー、アーウィン・アレンが製作したSFドラマ。巨人の惑星に不時着した宇宙船乗組員たちが、地球への帰還を目指してサバイバルを繰り広げる。1968~70年に全51話が放送された。リックの出演作として登場。

10グリーン・ホーネット

1966~67年に全26話が放送されたテレビドラマ。正義感溢れる新聞社社長ブリット・リードが、マスク姿のヒーロー、グリーン・ホーネットとなり、助手のカトーと共に悪と対決。カトー役のブルース・リーの出世作。リックがゲスト出演したらしい。

画像: ブルース・リーが出演していたテレビドラマ「グリーン・ホーネット」(Photo by Silver Screen Collection/Getty Images)

ブルース・リーが出演していたテレビドラマ「グリーン・ホーネット」(Photo by Silver Screen Collection/Getty Images)

11FBI アメリカ連邦警察

アメリカの人気テレビドラマ。「暗くなるまで待って」(67)でオードリー・ヘプバーンの夫役を演じたエフレム・ジンバリスト・Jr主演で、犯罪に立ち向かうFBI捜査官たちの活躍を描く。1965~74年に全9シーズンが放送された。

画像: 人気テレビドラマ「FBI アメリカ連邦警察」 (Photo by Walt Disney Television via Getty Images Photo Archives/Walt Disney Television via Getty Images)

人気テレビドラマ「FBI アメリカ連邦警察」 (Photo by Walt Disney Television via Getty Images Photo Archives/Walt Disney Television via Getty Images)

12ロバート・コンラッド

1959~63年に全4シーズンが放送されたテレビドラマ『ハワイアン・アイ』の主演俳優。主人公の探偵コンビの1人を演じて人気を集めた。テレビドラマの悪役を演じるリックに対して、マーヴィンが「ロバート・コンラッドが細いズボンで君を蹴る」と告げる。

13マニックス(キャラクター)

探偵アクションドラマ『マニックス特捜網』(67~75)の主人公。演じるのは「十戒」(56)などにも出演したマイク・コナーズ。マーヴィンのせりふに登場するほか、帰宅したクリフがつけたテレビにも、番組のオープニング映像が流れる。

14ナポレオン・ソロ(キャラクター)

人気スパイアクションドラマ『0011 ナポレオン・ソロ』(64~68)の主人公で、国際秘機関U.N.C.L.E所属の敏腕エージェント。演じるのは、「荒野の七人」(60)「ブリット」(68)の名優ロバート・ヴォーン。マーヴィンのせりふに登場。

画像: ロバート・ヴォーン扮する『0011 ナポレオン・ソロ』の主人公ナポレオン・ソロ(Photo by Hulton Archive/Getty Images)

ロバート・ヴォーン扮する『0011 ナポレオン・ソロ』の主人公ナポレオン・ソロ(Photo by Hulton Archive/Getty Images)

15アンクルの女

『0011 ナポレオン・ソロ』のスピンオフ作品で、秘密組織U.N.C.L.E所属の女性エージェントが活躍するスパイアクションドラマ。正式な邦題は『0022 アンクルの女』(66~67)で、全29話。こちらもマーヴィンのせりふに登場。

16バットマン

ご存じ、DCコミックが生んだスーパーヒーロー。過去何度も映像化されてきたが、ここで言及されているのは、1966~68年に放送されたアダム・ウェスト主演のテレビドラマ版であろう。相棒ロビンの名前と共に、マーヴィンのせりふに登場。

画像: アダム・ウェスト主演のテレビドラマ版「バットマン」(Photo by Evening Standard/Getty Images)

アダム・ウェスト主演のテレビドラマ版「バットマン」(Photo by Evening Standard/Getty Images)

17アイル・ネヴァー・トゥ・セイ・オールウェイズ

本作のもうひとつの重要なキャラクターであるマンソンガールズが、登場時にゴミを漁りながら楽しそうに歌っているのがこの曲。自ら作詞作曲も手掛けた教祖チャールズ・マンソンが作った歌である。

18ミセス・ロビンソン

映画「卒業」(67)のために書き下ろされたサイモン&ガーファンクルの大ヒット曲。発売されたシングルは全米三週連続1位を獲得し、グラミー賞最優秀レコード賞などを受賞。リックとクリフが、マンソンガールズとすれ違う場面でカーラジオから流れる。

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