08:ターザン(ロン・エリー)
「ターザン」の物語は繰り返し映像化されてきたが、リックが「出演した」と語るのは、1966~68年に2シーズンが放送されたテレビ版。ターザン役のロン・エリーは、「南太平洋」(58)「ドクサベージの大冒険」(75)などでも活躍した。
09:巨人の惑星
「タワーリング・インフェルノ」(74)のプロデューサー、アーウィン・アレンが製作したSFドラマ。巨人の惑星に不時着した宇宙船乗組員たちが、地球への帰還を目指してサバイバルを繰り広げる。1968~70年に全51話が放送された。リックの出演作として登場。
10:グリーン・ホーネット
1966~67年に全26話が放送されたテレビドラマ。正義感溢れる新聞社社長ブリット・リードが、マスク姿のヒーロー、グリーン・ホーネットとなり、助手のカトーと共に悪と対決。カトー役のブルース・リーの出世作。リックがゲスト出演したらしい。
11:FBI アメリカ連邦警察
アメリカの人気テレビドラマ。「暗くなるまで待って」(67)でオードリー・ヘプバーンの夫役を演じたエフレム・ジンバリスト・Jr主演で、犯罪に立ち向かうFBI捜査官たちの活躍を描く。1965~74年に全9シーズンが放送された。
12:ロバート・コンラッド
1959~63年に全4シーズンが放送されたテレビドラマ『ハワイアン・アイ』の主演俳優。主人公の探偵コンビの1人を演じて人気を集めた。テレビドラマの悪役を演じるリックに対して、マーヴィンが「ロバート・コンラッドが細いズボンで君を蹴る」と告げる。
13:マニックス(キャラクター)
探偵アクションドラマ『マニックス特捜網』(67~75)の主人公。演じるのは「十戒」(56)などにも出演したマイク・コナーズ。マーヴィンのせりふに登場するほか、帰宅したクリフがつけたテレビにも、番組のオープニング映像が流れる。
14:ナポレオン・ソロ(キャラクター)
人気スパイアクションドラマ『0011 ナポレオン・ソロ』(64~68)の主人公で、国際秘機関U.N.C.L.E所属の敏腕エージェント。演じるのは、「荒野の七人」(60)「ブリット」(68)の名優ロバート・ヴォーン。マーヴィンのせりふに登場。
15:アンクルの女
『0011 ナポレオン・ソロ』のスピンオフ作品で、秘密組織U.N.C.L.E所属の女性エージェントが活躍するスパイアクションドラマ。正式な邦題は『0022 アンクルの女』(66~67)で、全29話。こちらもマーヴィンのせりふに登場。
16:バットマン
ご存じ、DCコミックが生んだスーパーヒーロー。過去何度も映像化されてきたが、ここで言及されているのは、1966~68年に放送されたアダム・ウェスト主演のテレビドラマ版であろう。相棒ロビンの名前と共に、マーヴィンのせりふに登場。
17:アイル・ネヴァー・トゥ・セイ・オールウェイズ
本作のもうひとつの重要なキャラクターであるマンソンガールズが、登場時にゴミを漁りながら楽しそうに歌っているのがこの曲。自ら作詞作曲も手掛けた教祖チャールズ・マンソンが作った歌である。
18:ミセス・ロビンソン
映画「卒業」(67)のために書き下ろされたサイモン&ガーファンクルの大ヒット曲。発売されたシングルは全米三週連続1位を獲得し、グラミー賞最優秀レコード賞などを受賞。リックとクリフが、マンソンガールズとすれ違う場面でカーラジオから流れる。