「ゲーム・オブ・スローンズ<第一章~最終章>」コンプリート・シリーズの発売を記念し、 現地時間11月18日(月)ロンドン市内にてセレブレーションイベントが開催。ブラン・スターク役のアイザック・ヘンプステッド=ライト、ヤーラ・グレイジョイ役のジェマ・ウィーラン、トアマンド役のクリストファー・ヒヴュが登場したイベントレポートが到着した。

※本レポートは物語のネタバレを含みます。ご注意ください!※

本日12月4日(水)に、ワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメントより「ゲーム・オブ・スローンズ<第一章~最終章>コンプリート・シリーズ」のブルーレイ&DVDが発売。それを記念し、ロンドンBFIサウスバンクにて開催されたセレブレーション・イベントの様子をお届けします!

画像: 鉄の玉座に座るブラン・スターク役のアイザック・ヘンプステッド=ライト

鉄の玉座に座るブラン・スターク役のアイザック・ヘンプステッド=ライト

画像: イベント会場に展示された二大大陸の地図

イベント会場に展示された二大大陸の地図

これで見納め!? GOT キャストがレッドカーペットに登場!!

集まったプレスやファン約350人を前に行われたセレブレーションイベント。まず「ゲーム・オブ・スローンズ<第一章~最終章>」ブルーレイ コンプリート・シリーズに収録の映像特典”キャスト座談会”の一部が上映。これは主要キャストとスタッフが、主なロケ地の一つである北アイルランドに同窓会さながらに集結し、トークショー形式で思い出話に花を咲かせるというもの。90分以上の収録された映像のうち最初の約1時間を鑑賞した。

画像: パネルが展示されたイベント会場の様子

パネルが展示されたイベント会場の様子

続いて、2回に分けて開催されたパネルディスカッションの第一部では「ゲーム・オブ・スローンズ」(以下、GOT)の世界観作りに貢献したスタッフの仕事ぶりをまとめた映像が流れ、ミシェル・クラプトン(衣装)、バリー・ガウアー(特殊メイクデザイナー)、サラ・ガウアー(特殊メイク)、トミー・ダン(武具)が登壇。各部門が協力しながらチームとして作業する大切さを語った。

シリーズを通して作られた衣装や武器は膨大な数だったが、最も思い入れのあるアイテムを聞かれると、ミシェル・クラプトンは「サーセイが即位する時に来た衣装」と回答。「私は一時期このシリーズから離れ、その後復帰したのですが、戻って来て最初に作ったのがサーセイの即位式のドレスでした。戻ってくることにはなっていませんでしたが、レナ(ヘディ)に熱望されて復帰。そしてあのドレスを作ったところ『私が求めていたのはこれだった』と言ってくれて、とても心を動かされましたね」と振り返る。

画像: 衣裳担当のミシェル・クラプトン

衣裳担当のミシェル・クラプトン

同様にキャラクターを形成していく上で重要な役割を担った特殊メイクのバリー・ガウアーは、個人的に最も思い入れがあったものについて「第六章に出てくる森の子はかなり大掛かりで時間もかかりました。一番心配だったのはメイクにかかる時間だったのですが、衣装によって隠したりできたので、衣装部との連携が上手く行ったなと思います」と答えた。

画像: 特殊メイクデザイナーのバリー・ガウアー(左)と特殊メイク担当のサラ・ガウアー

特殊メイクデザイナーのバリー・ガウアー(左)と特殊メイク担当のサラ・ガウアー

手掛けた武器すべてが自分の子供のようで、一つだけ選ぶことは不可能だというトミー・ダンは、最も苦労したシーンについて「最終章第3話の『長き夜』ですね。あまりにも作らなければならなかった物の数が多かったから」と、テレビ史上に残る壮大なスケールの戦を振り返った。

画像: 武具担当のトミー・ダン

武具担当のトミー・ダン

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