オルコットの世界的ベストセラー⼩説『若草物語』を瑞々しく映画化
本作で描かれるのは、世界中で愛され続ける大ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが自らの生き方を重ねて書き上げたジョー・マーチの物語。
今回お披露目された予告の中で、「世界に通用する作家になる」と強く決意するジョー(シアーシャ・ローナン)に、「女性は絶対無理」とマーチ叔母(メリル・ストリープ)は呆れたように告げるが、ジョーは全く意に介さず、執筆に励む。一方、ダンス・パーティで知り合って以来仲を深めているローリー(ティモシー・シャラメ)からプロポーズを受けるシーンも収められ、2人の切ないやりとりも・・。それは自分が小説家になる夢を叶えるための決断であり、「女の幸せが結婚だけなんておかしい」と涙ながらに語りながらも、同時に感じる孤独感を押さえきれないジョーの姿に、きっと胸が熱くなるはず・・!
同時に解禁された日本版ポスターでは、ジョーにフォーカスを当てた物語とあって、スカートをひるがえして颯爽と走りぬく彼女の姿が印象的に描かれている。
主人公ジョー役を演じるのは25歳という若さで既にアカデミー賞の常連と呼ばれる天才女優シアーシャ・ローナン。ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役には『君の名前で僕を呼んで』で世界中から注目と賞賛を集め、今もっとも注目されるイケメン実力派俳優ティモシー・シャラメ。さらに長女のメグ役は『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、三女のベス役はHBOの『シャープ・オブジェクツ』のエリザ・スカンレン、そして常に自問する頑固で有名な、家族の末っ子エイミー役を期待の新星フローレンス・ピュー(『ブラック・ウィドウ』)が演じるなど、豪華俳優陣が集結!さらにベテランのローラ・ダーンがマーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き母親を好演し、さらにアカデミー賞の常連、名女優のメリル・ストリープが四姉妹の裕福なマーチ叔母役で華を添える。
監督・脚本を手掛けるのは、長編映画監督デビュー作『レディ・バード』でアカデミー賞主要5部門にノミネートを果たし、アメリカ映画界で最も称賛を集める若き才能グレタ・ガーウィグ。「若草物語」がこれまでの自分を形作る上で大切な作品であったという彼女の手により、時代を超えて愛されるジョーの物語が、まるで現代に生きる女性たちを新しい世界へといざなうように、あざやかに描き上げられる。