『レ・ミゼラブル』の監督がミュージカルの最高峰を映画化
2017年『グレイテスト・ショーマン』、2018年『ボヘミアン・ラプソディ』、2019年『ロケットマン』。ここ数年、心を揺さぶる音楽映画・ミュージカル映画が次々誕生してきたが、2020年、遂にあの伝説的ミュージカルが映画になって日本に上陸する。全世界累計観客動員数8000万人突破という驚異の記録を持つ極上のエンターテイメント『キャッツ』だ。
1981年のロンドン初演以来、日本国内でも公演通算1万回、累計観客動員数995万人を突破し、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔『キャッツ』。イギリスを代表する詩人、T・S・エリオットの詩集を元に、『オペラ座の怪人』のアンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲を手がけ、『レ・ミゼラブル』のキャメロン・マッキントッシュがプロデュースを手がけた奇跡の作品。その映画化がついに実現した。
満月が輝く夜。若く臆病な白猫ヴィクトリアが迷い込んだのはロンドンの片隅のゴミ捨て場。そこで出会ったのは個性豊かな“ジェリクルキャッツ”たち。ぐうたらな猫、ワイルドな猫、お金持ちでグルメな猫......様々な出会いの中でヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。そして一生に一度、一夜だけの特別な舞踏会の幕が開く。
監督を務めたのは『レ・ミゼラブル』を大ヒットに導いたトム・フーパー。巨匠スティーヴン・スピルバーグらが製作総指揮に名を連ね、大ヒットミュージカル『ハミルトン』でも知られるアンディ・ブランケンビューラーが本作の振付を担当するなど、世界最高峰の製作陣が集結した。映画ならではの設定として、ヴィクトリアの目線で物語が進んでいくのにも注目だ。
そして個性豊かな猫たちを演じるのは、映画、音楽、ダンスなど、多彩なジャンルから選び抜かれた珠玉のキャスト陣(後ほどご紹介!)。『ドリームガールズ』のジェニファー・ハドソンがグリザベラ役を演じ、名曲“メモリー”で魂の歌声を響かせる。一生に一度の忘れられない体験を、今度はスクリーンで。
日本語吹替版キャストが発表!
キャッツ』の日本語吹替版製作の発表会が2019年11月18日(月)に開催され、吹替版キャストのお披露目が行なわれた。吹替版製作が許可されたのは日本を含めて二か国のみ。
オリジナル版と同等のクオリティーに仕上げるために、本国の製作チーム監修の下、歌唱力・表現力をチェックするテストが行なわれ、日本を代表する実力派キャスト陣とクリエイター陣の参加が決定した。
主人公ヴィクトリア役の座を射止めたのは、NHK連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインを務めた女優の葵わかな。猫たちのリーダーであるマンカストラップ役にはミュージカル俳優の山崎育三郎。名曲“メモリー”を歌うグリザベラ役には、NYアポロシアターで開催された世界最高峰のショー『アマチュアナイト』の頂点に立った歌手の高橋あず美が抜擢された。
日本語吹替え版音楽プロデュースは蔦谷好位置が担当する。
珠玉のキャスト陣が演じるキャラクター
ヴィクトリア
本作の主人公。若く純粋で 臆病な白猫。
●オリジナルキャスト:フランチェスカ・ヘイワード
●日本語吹替版キャスト:葵わかな
マンカストラップ
ヴィクトリアを秘密の世界へ導く、猫たちのリーダー。
●オリジナルキャスト:ロビー・フェアチャイルド
●日本語吹替版キャスト:山崎育三郎
グリザベラ
かつては絶世の美しさで愛された猫。名曲『メモリー』を歌いあげる。
●オリジナルキャスト:ジェニファー・ハドソン
●日本語吹替版キャスト:高橋あず美
バストファージョーンズ
リッチでふとっちょ、そして紳士的な猫。
●オリジナルキャスト:ジェームズ・コーデン
●日本語吹替版キャスト:秋山竜次
ミストフェリーズ
マジックが得意で、とっても気弱な猫。
●オリジナルキャスト:ローリー・デイヴィッドソン
●日本語吹替版キャスト:森崎ウィン
オールドデュトロノミー
猫たちの偉大な長老。新しい人生を得る一匹の猫“ジェリク ルキャッツ”を選ぶ。
●オリジナルキャスト:ジュディ・デンチ
●日本語吹替版キャスト:大竹しのぶ
キャッツ
2020年1月24日(金)公開
東宝東和配給
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