アメコミ映画は女性ヒーローが花盛り!世界興行収入歴代1位という輝かしい記録を打ち立てた『アベンジャーズ/エンドゲーム』。今後もアメコミ映画の勢いはまだまだ止まりません。2020年は6本のアメコミ映画が公開予定ですが、MCUの新フェーズは『ブラック・ウィドウ』から始まるなど、〝女性ヒーロー〞の活躍が目立つ年になりそうです。

メガヒット連発のMCUに続き今度は“DC旋風”が巻き起こる

マーベル映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が『アバター』を抜き世界興行収入歴代1位を記録し、アメコミ映画を抜きには語れない年になった2019年。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でMCUの一作目『アイアンマン』から始まった“インフィニティ・サーガ”は完結したが、2020年もアメコミ映画の快進撃は続きそうだ。

新たなMCUの幕開けを告げるのが、5月1日公開の『ブラック・ウィドウ』。『エンドゲーム』で衝撃的な決断を下したブラック・ウィドウの知られざる過去が描かれる。また冬にはマーベル・スタジオ最大の注目作『エターナルズ』が公開予定。こちらはアンジェリーナ・ジョリーをはじめとする『アベンジャーズ』級のオールスター・キャスト映画だ。

一方、DC映画からは、人気女性ヴィラン、ハーレイ・クインの単独初映画となる『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が3月20日公開。続いて6月には社会現象を巻き起こした『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン 1984』が公開。破格のメガヒットを連発するMCUに続き、今度は“DC旋風”が巻き起こりそうだ。

さらに『スパイダーマン』シリーズからは、人気ヴィランのヴェノムが主人公のシリーズ第二弾『ヴェノム2』、ヴェノムに続く新たなダークヒーローを描く『モービウス』がどちらも2020年内の公開予定となっている。こうして見てみると2020年はハーレイ・クイン、ブラック・ウィドウ、ワンダーウーマンなど“女性ヒーロー(ヴィラン)”の活躍が目立つ一年になりそう。『エンドゲーム』では女性ヒーロー集結シーンも大きな感動を呼んだが、今後さらに女性ヒーローやヴィランたちの単独映画が誕生していくかもしれない。

女性ヒーロー(ヴィラン)が活躍する再新作はこれだ!

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年3月20日公開)

© 2019 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. BIRDS OF PREY and all related characters and indicia c&TM DC Comics.

『スーサイド・スクワッド』で初登場し、“悪カワ”ヒロインとして絶大な人気を獲得したハーレイ・クインが初の単独映画に。ジョーカーと別れたハーレイ(マーゴット・ロビー)が“ワケあり”女子たちとチームを結成!ユアン・マグレガーがヴィランとして共演。“ワンハリ”でも注目されたマーゴット・ロビーが再びクレイジーでキュートな“極悪ヒロイン”に。
ワーナー・ブラザース映画配給

ブラック・ウィドウ(2020年5月1日公開)

©2019 MARVEL

マーベルの世界的ヒットシリーズ『アベンジャーズ』でスカーレット・ヨハンソンが演じる人気キャラクター、ブラック・ウィドウが初の単独映画として登場。『シビル・ウォー』の直後を背景に、超一流スパイである彼女の謎に満ちた過去と秘密が明かされる。主演スカーレット・ヨハンソンは「この作品は私に”終わり”をもたらすために必要だった」と語る。
ウォルト・ディズニー・ジャパン配給

ワンダーウーマン 1984(2020年6月公開)

© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics

女性主人公のアメコミ映画の先駆けとして一大ブームを巻き起こした『ワンダーウーマン』の3年ぶりの続編。今度の舞台は前作の1910年代から1984年に。主演のガル・ガドット&パティ・ジェンキンス監督が続投し、クリス・パイン演じるトレバーも再登場。前作から約70年後の“冷戦時代”を生きるワンダーウーマン/ダイアナをガル・ガドットが再び演じる。
ワーナー・ブラザース映画配給

エターナルズ(原題)(2020年冬公開)

画像: イベントに集合した『エターナルズ(原題)』のキャストたち © 2019 MARVEL / Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images for Disney

イベントに集合した『エターナルズ(原題)』のキャストたち
© 2019 MARVEL / Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images for Disney

多くのヒーローを生み出すマーベル・スタジオの新たな注目作。太古から地球に存在する“不死の種族(エターナルズ)”の物語をアンジェリーナ・ジョリーら豪華キャスト競演で描く。
ウォルト・ディズニー・ジャパン配給

モービウス(原題)(2020年公開)

画像: 『モービウス(原題)』撮影現場のマット・スミス Photo by Carla Speight/Getty Images

『モービウス(原題)』撮影現場のマット・スミス
Photo by Carla Speight/Getty Images

『スパイダーマン』の人気ヴィランにして新たなダークヒーロー、モービウスの物語を映画化。『スーサイド・スクワッド』のジャレッド・レトが今度は“究極のバンパイア”に!
ソニー・ピクチャーズ配給

ヴェノム2(仮題)(2020年公開)

画像: 前作『ヴェノム』のキャストが再結集 Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images

前作『ヴェノム』のキャストが再結集
Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images

スパイダーマン最大の宿敵であり、マーベル史上最も残虐な“悪”を描いた大ヒット作『ヴェノム』に続編が誕生。主演トム・ハーディが続投し、アンディ・サーキスが監督。
ソニー・ピクチャーズ配給

今後のアメコミ映画はこうなる!

2020年に日本公開が決まっているアメコミ映画は今のところここで紹介した6作品。全米ではさらに『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品『ザ・ニュー・ミュータンツ(原題)』も2020年に公開予定。日本公開の決定も待たれるところだ。

ベネディクト・カンバーバッチ主演の 『ドクター・ストレンジ』は続編製作中
Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images for Disney

また2020年以降の公開に向けて、すでに複数のアメコミ映画の製作がスタートしている。MCUでは『ドクター・ストレンジ』の続編『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』『、マイティ・ソー』の新作『ソー:ラブ&サンダー(原題)』といった“アベンジャーズ”メンバーたちの続編映画が製作中。どちらも2021年に全米公開予定だ。

『マイティ・ソー』の新作にはオリジナルメンバーが再集結
Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images for Disney

DC映画からはロバート・パティンソンが新たなバットマンを演じる『ザ・バットマン(原題)』、ジェームズ・ガン監督がメガホンを取るリブート版『スーサイド・スクワッド(原題)』などの製作が進んでいる。こちらの2作品も2021年全米公開予定。“ユニバース”は今後もますます拡大しそうだ。

新たなバットマンを演じるのは ロバート・パティンソン
Photo by Jacopo Raule/Getty Images for Dior

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