太平洋の実話海難記を映画化した『Adrift』(原題)が、邦題を『アドリフト 41日間の漂流』として、2020年4月10日(金)“ヨットの日”に全国で公開されることが決定した。
画像1: 実話を基にした壮絶な漂流映画が“4/10=ヨットの日”に公開決定
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世界を驚かせた『エベレスト 3D』の監督が迫力映像で描く

実際に起こった集団遭難事故を3D映像で臨場感たっぷりに描き世界を驚かせた『エベレスト 3D』。そのメガホンを取ったバルタザール・コルマウクル監督が、今度は太平洋の実話海難記の映画化に挑んだ。

物語の舞台は1983年。婚約したばかりのタミーとリチャードは、ヨットに乗り込みタヒチからサンディエゴへと旅に出た。ところが出発から2週間後、記録的なハリケーンに遭遇し巨大津波に飲み込まれてしまう。

船室にいたタミーはしばらくして目を覚ますが、ヨットは操縦不能で無線も繋がらない。さらに、大怪我を負い波に漂うリチャードを発見する。極限状態の中、タミーはセーリングの知識を総動員し陸を目指すが…。

主演を務め製作総指揮にも名を連ねているのは『ダイバージェント』シリーズで人気を確立し、近年ではニコール・キッドマンらと共演のドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」でも活躍するシャイリーン・ウッドリー。絶体絶命の状況下で逞しく奮闘するタミーを体当たりで演じ、海外の批評家から「本作で、尊敬すべき確固たる存在だと証明された」などと絶賛されている。

相手役には、『世界一キライなあなたに』で世界中の女性から熱視線を集め、『チャーリーズ・エンジェル』や『ナイチンゲール』など話題の出演作公開が続くサム・クラフリン。重傷を負いながらもタミーを励まし支え続けるリチャードを繊細に演じた。

監督/製作は、第85回アカデミー賞外国語映画賞のアイスランド代表作品として出品された『ザ・ディープ』(12)や実際に起こった集団遭難事件を圧倒的リアリティ―をもって映画化した『エベレスト 3D』(15)などサバイバル映画のスペシャリストとして世界を沸かせてきたアイスランドの監督バルタザール・コルマウクル。本作では太平洋を舞台に、アカデミー賞常連の業界屈指のスタッフらとともに前作を凌ぐ真のサバイバル・ドラマを完成させた。

併せて解禁された場面写真では、遭難前のタミーとリチャードの仲睦まじい様子から、激しいハリケーンの中ふたりで舵にしがみつく様子、遭難後にヨットの上で途方に暮れるタミーの姿などが切り取られている。

『エベレスト 3D』と同様に実話を基にしたサバイバル映画である本作。果たしてどのような壮絶な漂流生活が描かれているのか注目だ。

アドリフト 41日間の漂流
2020年4月10日(金) 新宿バルト9ほか全国公開
配給:キノフィルムズ/木下グループ
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