4DXで乗り物酔いにならないか不安で前夜眠れず
あるシチュエーションに閉じ込められた参加者が、仲間と協力してパズルと暗号を解き、アイテムや鍵を探し出して密室からの脱出を試みる——。今や世界中で人気沸騰の体験型エンターテインメント“脱出ゲーム”。その映画化がハリウッドでついに実現!
物語は、内気な理系女子大生ゾーイ、冴えないフリーターの若者ベンらの男女6人が、賞金1万ドルが懸かった体験型脱出ゲームに参加するため、シカゴの高層ビルに集まるところから始まる。しかし彼らを待っていたのは、姿なきゲームマスターが仕掛けた邪悪なトラップに満ちた“命がけ”の脱出ゲームだった。想像を絶する難関を死に物狂いでクリアしていくうちに、やがて全員が大惨事の“唯一の生存者”という共通の過去を持つことが明らかになる・・・
本作は体感型の映画上映システム“4DX”でも同時公開。ということで、宣伝女子スタッフが本作を4DXで実際に体験! すでに通常版は鑑賞済みとはいえ、4DXになるとどんな映画体験ができるのか!? 期待を胸に、スタッフF(4DXで乗り物酔いにならないか不安で前夜眠れず!)とS(日頃から4DXでアクションやSF映画などを鑑賞しちゃう系)でいざレポート!
実際に自分自身も脱出ゲームをしているかのような気持ちに
F:今回4DXで改めて観てみてどうでした?
S:臨場感があって楽しかったです! 内容が体験型の脱出ゲームなので、4DXだと自分がその場にいて7人目のプレイヤーになった気分でした!
F: たしかに実際に自分自身も脱出ゲームをしているかのような気持ちになりますね。私も振動がすごくて、“早く問題を解かなきゃ!”と、興奮してしまいました! キャラクターの緊迫感が伝わってくるようで、こちらもなんだか緊張してくる!
S:第2の難所である極寒地獄のシーンでは実際に雪が降ってきましたよね! 劇中のストーリーと現実が連動していて、4DXを思いっきり感じられる瞬間でした。私はプライベートでも4DXで観て、劇場での非日常を求めているのですが、本作はまさに現実を忘れて映画の中に入ったかのように楽しめると思います。
F:それに映画で脱出ゲームを観られる上、4DXで更にリアルに体験できるってなんかお得ですよね。 私はあの極寒地獄でちょっと寒くなっちゃって上着着ようかと思いました。
S:あの4DXの演出は通常版の視覚で感じる以上に寒さを感じられますよね。
F:私は第4の難所トラウマ地獄が印象に残っています! 映画の鍵となってくる心拍数と同じ振動を感じて本当に私自身もドキドキしました! 通常版ですでに観ていたので内容は分かっていますけど、全然体感具合が違いますよね!
S:4DXもはや関係ないのですが、あと私が好きなのが友情や成長も描かれているところ! 主人公のゾーイは授業で発言するのも躊躇ってしまうくらい臆病で内気な性格。でも命がけのゲームが進んでいくなかで周りの人を気遣う優しさや積極的な行動がみんなを救ってくれます。ゾーイが何度か声を荒げるシーンがあるんですが、感情を表に出すことができるようになったんだな、と思いました。
F:キャラクターが個性豊か! 互いに見ず知らずの存在だったのにお互い助け合って切り抜けていくのは素敵ですよね! そして各キャラクターにはそれぞれ不可解な共通点があるんですよね。このゲームを通して過去と向き合うことにもなる。ゲームマスターが仕掛けた各部屋は各キャラクターの背景を投影して作られているんですよね! セットも細かく凝っていますよね~!
S:この命がけの脱出ゲームは1番最初に脱出できた人には賞金1万ドル(日本円で約100万円)をもらえるじゃないですか! 劇中のキャラクターたちは命の危険があることを知らずに参加するわけですけど、もし実際にもらえるとしたらどうしようって使い道を考えちゃいました!
F:私は、とりあえずお肉たくさん食べますね! 残りは貯金かな~って私の野望つまらない! でも100万円って割とありそうな現実味ありますよね!
S:“ゲームに参加してクリアするだけで大金がもらえる”といううまい話の裏には危険もありますから気をつけないとですね…。
F:劇場で見ることで一種の部屋に閉じ込められている感覚で見られるじゃないですか? これは大きなスクリーンがある“部屋”でぜひとも見てほしい作品ですね!
S:友達とかを誘って、みんなで楽しいイベントに参加するような気持ちで劇場に見に来るのも良いかもしれませんね!
エスケープ・ルーム
配給:東京テアトル
2月28日(金)より4DX/2D同時公開! ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
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