雑誌版SCREEN2020年3月号のアンケートで募集した『あなたの好きな007は?』にたくさんの読者からご回答をいただきました。長年007を愛してきた方から、ダニエル・クレイグ版で好きになった方まで、このシリーズが長く愛されてきた重みを感じさせるその結果をいよいよ発表します!今回はシリーズ歴代作品を一挙紹介。あなたのチョイスした作品は何位に入りましたか?(文・紀平照幸/デジタル編集・スクリーン編集部)

第25位「007/オクトパシー」

第13作

画像: 第25位「007/オクトパシー」

冷戦下、第三次世界大戦を目論む陰謀にボンドが立ち向かう。ピエロに変装するなど、R・ムーアが持ち味のユーモアセンスを存分に発揮。モード・アダムズは「黄金銃を持つ男」に続き二度目のボンドガールに起用された。

「オクトパシー」
(BD発売中/販売:FOX)

第24位「ネバーセイ・ネバーアゲイン」

番外編

画像: 第24位「ネバーセイ・ネバーアゲイン」

「サンダーボール作戦」を他社がリメイクした番外編。12年ぶりにボンド役に復帰したショーン・コネリーが、ボンドカーならぬボンドバイクに跨って活躍。同時期に製作された「オクトパシー」との同時期公開対決も話題に。

「ネバーセイ・ネバーアゲイン」
(BD発売中/販売:FOX)

第23位「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」

第19作

画像: 第23位「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」

冒頭のボートチェイスから、ダイナミックなアクション満載でボンドとテロリストの対決を描く。ソフィー・マルソーが、ボンドと敵の間で揺れ動くボンドガールを好演。長年、Qを演じてきたデスモンド・リュウェリンの遺作。

「ワールド・イズ・ノット・イナフ」
(BD発売中/販売:FOX)

第22位「007/ムーンレイカー」

第11作

画像: 第22位「007/ムーンレイカー」

SFブームに乗って、ボンドがついに宇宙へ。NASAの初飛行に先立ち、スペースシャトルが登場。アカデミー賞視覚効果賞候補となったSFXも話題を集め、大ヒットした。初代M役、バーナード・リーの最後の映画出演作。

「ムーンレイカー」
(BD発売中/販売:FOX)

第21位「007/黄金銃を持つ男」

第9作

画像: 第21位「007/黄金銃を持つ男」

ボンドがクリストファー・リー演じる殺し屋と対決。ユーモア色濃厚だが、一回転ひねりジャンプのカースタントなどアクションの見せ場も。タイや香港などアジアで撮影が行われ、カンフーブームに合わせて格闘技も盛り込んだ。

「黄金銃を持つ男」
(BD発売中/販売:FOX)

第20位「007/消されたライセンス」

第16作

画像: 第20位「007/消されたライセンス」

殺しのライセンスを剥奪されたボンドが、親友の復讐に挑む異色作。クライマックスのタンクローリーチェイスは、メキシコの封鎖された道路を使い、数々の困難を乗り越えて完成した。新人時代のベニチオ・デル・トロも出演。

「消されたライセンス」
(BD発売中/販売:FOX)

第19位「007/リビング・デイライツ」

第15作

画像: 第19位「007/リビング・デイライツ」

過去何度も候補になったティモシー・ダルトンが、ついに4代目ボンドに。R・ムーアと異なるクールな佇まいが魅力。「女王陛下の007」以来、18年ぶりにボンドカーに採用されたアストン・マーチンも、秘密兵器満載で活躍。

「リビング・デイライツ」
(BD発売中/販売:FOX)

第18位「007/サンダーボール作戦」

第4作

画像: 第18位「007/サンダーボール作戦」

前作の3倍の巨費を投じた大作で、60人ものダイバーを動員したクライマックスの水中アクションは、他に類を見ない大規模なもの。バハマの海をバックにボンドとスペクターの死闘を描き、1966年最大のヒット作となった。

「サンダーボール作戦」
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第17位「007/美しき獲物たち」

第14作

画像: 第17位「007/美しき獲物たち」

最多7作品でボンドを演じたロジャー・ムーアの最終作。IT時代を先取りし、シリコンバレーの破壊を目論む悪の天才にボンドが立ち向かう。初代マネーペニー役、ロイス・マックスウェルも本作を最後にシリーズから引退。

「美しき獲物たち」
(BD発売中/販売:FOX)

第16位「007/慰めの報酬」

第22作

画像: 第16位「007/慰めの報酬」

前作ラストから直結する初の続編。シリーズ最短の上映時間に、カーチェイスから海上、空中まで多彩なアクションを詰め込んだ。最愛の女性を失ったボンドの復讐に、天然資源の支配を目論む敵との戦いを絡めた物語は現代的。

「007慰めの報酬」
(4K ULTRA HD+BD発売中/販売:FOX)

第15位「007/ユア・アイズ・オンリー」

第12作

画像: 第15位「007/ユア・アイズ・オンリー」

前作で宇宙へ飛び出したシリーズの原点回帰を目指した作品で、山頂からの50m落下スタントなど肉体を使ったアクションが売り物。冒頭にはボンドが亡き妻の墓参りをする場面も。P・ブロスナンの妻カサンドラ・ハリスも出演。

「ユア・アイズ・オンリー」
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第14位「007/ダイヤモンドは永遠に」

第7作

画像: 第14位「007/ダイヤモンドは永遠に」

引退したショーン・コネリーが1作限りで復帰し、ボンドとスペクターの戦いに決着がつく。ラスベガスでのカーチェイスと片輪走行はアクションの見せ場。ボンドガールの1人を、ナタリー・ウッドの妹ラナ・ウッドが演じる。

「ダイヤモンドは永遠に」
(BD発売中/販売:FOX)

第13位「女王陛下の007」

第6作

画像: 第13位「女王陛下の007」

ジョージ・レーゼンビーが2代目ボンドを演じた唯一の作品。公開当時は不評を買ったが、氷上カーアクションやボブスレーチェイスなど見どころ満載で、出来栄えは上々。ボンドの結婚と悲劇的な結末も見逃せない。

「女王陛下の007」
(BD発売中/販売:FOX)

第12位「007/ゴールデンアイ」

第17作

画像: 第12位「007/ゴールデンアイ」

スマート&ユーモアあふれる5代目ボンド、ピアース・ブロスナン初登場。全編アクション満載だが、中でも市街地の戦車チェイスはド迫力。女殺し屋役のファムケ・ヤンセンも強烈な印象を残す。M役はジュディー・デンチに交代。

「ゴールデンアイ」
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第11位「007/ダイ・アナザー・デイ」

第20作

画像: 第11位「007/ダイ・アナザー・デイ」

ボンドが北朝鮮に拉致されるという衝撃の展開で幕を開けるP・ブロスナン最終作。ボンドカーに復帰したアストン・マーチンと敵のジャガーXKRが繰り広げる氷上カーチェイスはスリル満点。オマージュ満載の40周年記念作。

「ダイ・アナザー・デイ」
(BD発売中/販売:FOX)

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