大反響につき、本日よりAmazon.co.jp限定でリリース!
「チェルノブイリ -CHERNOBYL-」はハイクオリティな作品を次々送り出しているHBO®が製作、1986年に起きた<チェルノブイリ原発事故>に基づき、旧ソビエト政府の 隠蔽工作が行われている中、事故の”真実”を求める科学者たちを中心に緊迫の5時間の物語を描いたノンフィクションドラマ「チェルノブイリ -CHERNOBYL-」。第71回エミー賞® ではリミテッドシリーズ最多10部門受賞、第77回ゴールデングローブ賞では2部門受賞など高い評価を得る本作が、本日4月3日(金)「チェルノブイリ -CHERNOBYL- ブルーレイコンプリート・ボックス(2枚組)」がAmazon.co.jp限定で発売された。それを記念し、撮影の裏側や監督インタビューが収録された特典内容の一部を紹介する。
「チェルノブイリ -CHERNOBYL- ブルーレイコンプリート・ボックス(2枚組)」には、特典映像として各話ごとの<インサイドストーリー>を収録。全5話で構成されるストーリーに合わせ、ヨハン・レンク監督、脚本を担当したクレイグ・メイジンをはじめ、キャストのジャレッド・ハリス、ステラン・スカルスガルド、エミリー・ワトソンらが、実際に起きた「チェルノブイリ原発事故」にどのように向き合い、ドラマとして何を描き出したかったのかが静かに語られる見ごたえ抜群のインタビューで構成されている。
第1話のインサイドストーリーでは、すべての始まりとなる冒頭の描き方、そしてテーマについて語られる。 物語はジャレッド・ハリスが演じるヴァレリー・レガソフの自殺から始まる。ヴァレリーは原発事故直後に事故調査委員会の責任者に選ばれ、現地に出向く科学者であり、現場にある事実と政府との間にある人物だ。政治局に “すべてが順調である”という虚偽の報告書を提出しなければならなかったその日、自らの命を絶った。起因となる原発事故が起こった1986年4月26日に遡り、事故発生からの5~6時間の様子が描かれていく……。
この始まりについて、脚本家のメイジンは「まず考えたのは、主人公の最終的な自死をどのように描くかということを物語の起点とした」と語る。事故の話は十分強烈であり、またこの自死という事実も衝撃的な最後となる。「だから最初に展開を明示した。この男は死ぬし、原子炉は爆発します、と。見どころはそこじゃない。面白いのは”なぜ”と”どうするか”」だと。 事故が起きてからまもなく、何も知らない消防士たちが現場へ向かい、消火活動に一生懸命な様子が映し出されていく。
「手の付けられない怪物とたたかうんだ。放射能に痛めつけられながらね。放射線汚染はひそかに進行する。目に見えないし感じないが放射能は命を脅かす」(ヨハン・レンク監督)
「事故の資料は恐ろしかった。重度の放射線障害がもたらす死は壮絶だ。体が内からも外からも溶けていく」(ダニエル・パーカー/メイク)
その映像はその先を知っている視聴者たちに緊迫と恐怖感をもたらす。一方で政府が現実を受け入れず真実を伏せようとする様子も同時に進行していく。「それはまさにソ連らしい本能なんだ——“隠せ”。彼らはロシア革命のころからの理想社会の構築という夢にしがみついている。恐怖を前にして人々は幻想に走る。幻想が現実をしのぐ」そう話すメイジンは最後に「それでも放射線の拡散は防げない。もはや真実は誰にも隠せないんだ」と加えた。
特典映像は全部で約26分。ほかに監督やキャストのインタビュー、脚本の一部と映像とを合わせた<脚本公開:水中を進む志願者たち><裁判シーンの裏側>などが収録されている。
チェルノブイリ -CHERNOBYL- ブルーレイ コンプリート・ボックス(2枚組)
【Amazon.co.jp 限定商品】 13000 円(税込)
【特典映像】<Disc1>インサイドストーリー (第1話、第2話、第3話) /キャストが語る (ジャレッド・ハリス、ステラン・スカルスガルド、エミリー・ワトソン) /チェルノブイリとは? <Disc2>インサイドストーリー (第4話、第5話)/監督ヨハン・レンクの素顔 /脚本公開:水中を進む志願者たち/裁判シーンの裏側
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
© 2020 Home Box Office, Inc. All rights reserved.HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.