監督が爆走する車のボンネットに自らを縛り付けて撮影!?
本作は、クリス・ヘムズワースが「アベンジャーズ」シリーズのスタッフと贈るサバイバル・アクション大作だ。数々の危険な戦闘を渡り歩いてきた大胆不敵で屈強な傭兵タイラー・レイクが、誘拐された麻薬王の息子オヴィを、ギャングが支配するダッカの市街地に潜入して救出するという不可能に近いミッションに挑む。
裏社会の武器商人や麻薬密売組織らが牛耳るアジトに単身突入したタイラー・レイクは、少年を奪還、脱出を開始するも、街中のギャングたちすべてが敵となり凄まじい猛追を受けることに。もはや任務遂行は不可能とも思われる絶体絶命の状況から、卓越した戦闘スキルをフルに使って戦うタイラー。果たして無事少年を救い出し脱出できるのか!?
監督は、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』等でキャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスのスタントダブルを経験、『アベンジャーズ/エンドゲーム』等ではスタント・コーディネーターを務め、本作が初監督作品となる“アクション映画のスペシャリスト”サム・ハーグレイヴ。プロデューサーをMCUの人気をけん引してきたルッソ兄弟が務めているのも話題だ。
このたび解禁された特別映像には、猛スピードで爆走する車で壁を突き破ったり、走る複数台の車をクラッシュさせたりと、徹底的にリアルにこだわったカーアクション撮影の様子が映し出されている。
さらに、プロデューサー兼脚本のジョー・ルッソが「中盤のカーチェイスは大迫力だ。監督はこのシーンに賭けていて、車に乗って自ら撮影したんだ。危険そのものだよ」と語るように、ハーグレイヴ監督自らカメラを手に、爆走する車のボンネットに自らを縛り付けて撮影するという通常では考えられないクレイジーな手法も行っていたことも明かしている。
ハーグレイヴ監督は「限界を超えて、作品の質を上げることを常に考えているんだ」と熱く語っており、究極の臨場感を追い求めた結果、まるでFPS シューティングゲームを現実の世界で、リアルタイムに行っているかのような、“バーチャル・サバゲー・ムービー”とも呼べるリアルすぎるアクションに仕上がっている。
「アベンジャーズ」シリーズで数多くの壮大なド迫力アクションに関わってきたクリスでさえも「これほどのアクションは初めてだ。かつてない作品になるよ」と太鼓判を押している。
Netflix映画『タイラー・レイク -命の奪還-』2020年4月24日(金)より独占配信開始