カバー画像:Photos by Getty Images
編集部追記:2020年5月4日に公開された記事を一部更新しました
※公開日・配信日は2020年4月上旬時点の公式発表情報です
「ザ・ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(原題)
2020年8月全米配信(配信ドラマ)
スタートが今年8月に早まり世界中が大興奮
2020年配信の2作は配信日が早まった。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でアベンジャーズを分裂させたジモ(ダニエル・ブリュール)が再登場。彼がコミックと同じマスクを被るとか。コミックで政府公認の二代目キャプテン・アメリカになるジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)も気になる。バッキーの久々の短髪にも注目。
「ワンダビジョン」(原題)
2020年12月全米配信(配信ドラマ)
さまざまな作品とリンクし人気キャラも顔を出す
予告編の50年代ホームコメディ風世界は、ワンダが超能力で創った別世界“ヴィジョンが生きていたらこうなった世界”らしい。この多次元宇宙で「ドクター・ストレンジ」「ロキ」とリンクする?「マイティ・ソー」の女性助手ダーシー、「アントマン」のウー捜査官、「キャプテン・マーベル」のモニカらMCUキャラが続々登場するのもお楽しみ。
「エターナルズ」(原題)
2021年2月12日全米公開(映画)
世界の神話の基になった不死の種族の物語
7000年前から地球で人類を見守り、世界中の神話の基となった不死の種族、エターナルズを描く。たとえば、アンジェリーナ・ジョリー演じるセナはギリシャ神話の女神アテナの原型となった、というような設定が面白い。
さらにTV「ゲーム・オブ・スローンズ」の男優2人の三角関係にも注目。エターナルズのイカリス(リチャード・マッデン)と人間の英雄ブラックナイト(キット・ハリントン)が、エターナルズのセルシ(ジェマ・チャン)を巡って恋のバトルをくり広げる!
「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」(原題)
2021年5月7日全米公開(映画)
マー ベル初のアジア系ヒー ロー、共演陣も超豪華
マーベル初のアジア系ヒーロー映画で、主演のシム・リウも監督も脚本家もアジア系。「アイアンマン」1〜3、「アントマン」に登場した悪の組織テン・リングスが物語の中心なので、旧作とのリンクが楽しみ。この組織のリーダー、マンダリン役は「インファナル・アフェア」のトニー・レオン。「フェアウェル」のオークワフィナが共演。
「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」(原題)
2021年11月5日全米公開(映画)
→2022年3月25日全米公開(映画)
神の手を持つ魔術師がロキとリンクする!?
前作のスコット・デリクソン監督が降板、新監督をトビー・マッガイア版「スパイダーマン」3部作のサム・ライミに交渉中なので要注目。スカーレット・ウィッチが登場し、TV「ワンダヴィジョン」とリンクするのはコミコンで発表済み。さらに監督降板により脚本家がTVシリーズ「ロキ」のクリエイター、マイケル・ウォルドロンに交代したことで、「ロキ」でも多次元宇宙(マルチバース)が描かれて本作とリンクするとの噂が?!
「ロキ」(原題)
2021年春全米配信(配信ドラマ)
歴史上の事件にロキが関わる期待度MAXドラマ
ロキが、さまざまな人類の歴史的出来事に関わって影響を与えてしまう、という物語のようだ。本作のロキは「、アベンジャーズ/エンドゲーム」でアイアンマンたちが時間旅行した2012年のNYでスペース・ストーンを持って逃げたロキ。これを使って別次元への通路を作ればどこにでも行けるわけだ。スーパーボールの予告編でロキが着ていた服のロゴ“TVA”は、多次元宇宙の管理組織の名称で、ロキがこの組織の囚人となったシーンとの噂も。
「スパイダーマン3」(タイトル未定)
2021年11月全米公開予定(映画)
→2021年11月5日全米公開(映画)
スパイダーマンとデアデビルが奇跡の共演 !?
前2作と同じ監督&脚本コンビにより、前作でミステリオが仕掛けた罠の続きが描かれる。主演トム・ホランドは「めちゃくちゃすごい」と発言。ソニー製作のマーベル映画「モービウス「」ヴェノム2」とのリンクも?アメコミ・オタクのケヴィン・スミス監督が、デアデビルが本業の弁護士として登場すると発言したが、さてどうなるのか?
「ホワット・イフ...?」(原題)
2021年夏全米配信(配信ドラマ)
MCUキャラクターの“もしも”を描くアニメ作
「もしもペギー・カーターがキャプテン・アメリカになったら」「もしもハワード・スタークがスティーブ・ロジャースにアイアンマンスーツを作ったら」など、“もしも”の多次元世界を描く全10話のアニメシリーズ。キャラクターの声はみな映画版の俳優が演じる。本編では死亡したキャラクター、キルモンガーやヨンドゥらの登場も嬉しい。
「ホークアイ」(原題)
2021年秋全米配信(配信ドラマ)
2代目ホークアイはヘイリー・スタインフェルド!
ホークアイが、若い女性ケイト・ビショップを2代目ホークアイとして育てるストーリー。ケイトは05年にコミックに登場したキャラクターで、演じるのは「バンブルビー」のヘイリー・スタインフェルド。ケイトはコミックの若きヒーローチーム“ヤング・アベンジャーズ”の一員なので、本作後にこのチームが描かれるとの噂もある。
「ソー:ラブ・アンド・サンダー」(原題)
2022年2月18日全米公開(映画)
→2022年2月11日全米公開(映画)
ナタリーが女性版ソーに!一体どんな物語なのか!?
前作から続投のタイカ・ワイティティー監督が「ソーは毎回変わる」と発言、何が起きてもおかしくない。すでにジェーン(ナタリー・ポートマン)が女性版ソーになるのは発表済み。悪役はクリスチャン・ベールに決定、役は未発表だがソーの異母兄ボルダーだという説も。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の誰かが出るという噂も。
フェーズ4以降の作品もこんなに決まっている!
フェーズは未発表だが、「ブラックパンサー2」(2022年5月6日全米公開)「キャプテン・マーベル2」(2022年7月8日全米公開)「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」「アントマン3」が製作決定。さらに以下4作はロゴも発表済み。
まず、映画「ブレイド」は半分人間半分吸血鬼のヴァンパイア・ハンター、ブレイドが活躍。主演はオスカー俳優マハーシャラ・アリ。TV「ミズ・マーベル」の主人公は、MCU初のムスリムのスーパーヒーロー、10代の少女カマラ・カーン。スタッフは未定。TV「ムーンナイト」は元傭兵が古代エジプトの月の神の力を得てスーパーヒーローに。脚本はTV「アンブレラ・アカデミー」のジェレミー・スレイター。
TV「シーハルク」は、ハルクの従姉妹の弁護士が彼の輸血によって能力を身につけたコミカル系キャラ。変身後は緑色の巨体になるが、ハルクと違って意識は変わらず理性を保つ。ただしストレスが溜まると変身してしまうことも。脚本はTV「シリコンバレー」のジェシカ・ガオだ。
Photos by Getty Images